2005-01-01から1ヶ月間の記事一覧
点滴と内服の重複というとんでもないミスが起きてしまった。 どちらにも開始日時を明記してあったが、 あらかじめ両者の指示をかいてあったために 指示を受けた看護婦さんがどちらも同時に行ってしまったのである。 (点滴を3日したあとで、点滴内容を内服薬…
この数年、学会発表をさぼっている。 今の勤務先の内科は士気に乏しくて、発表を奨励する空気は皆無。 もちろん、予行会などあったことはない。専門分野での症例はなかなか集まらないが、 非専門分野で結構面白い(といったら失礼に聞こえるかしら。 interes…
自分の数少ないアピールポイントの一つに嗅覚が優れていることがある。 物事をかぎ分ける方の嗅覚ではなく、文字通り「匂いをかぐ」ことの方だ。 匂いに敏感なのは日常臨床においては都合の悪いことも多い。 入院患者さん達の排泄物の匂い、 体臭・口臭のあ…
(↓の日記で書いた患者には実はもっと罵詈雑言を言われた。 ヤワではないと自負する自分がへこんだくらいに。 詳細は、見苦しいし、再現するのも辛い作業なので略した。)国籍のない外国人が管理職につけないことへの訴訟判決があった。 国に責任を持つ、そ…
(↓つまらない愚痴です。でも日記に書くことで気が晴れました。)糖尿病の30代の男性。 患者が多くて混雑した外来だったが、最後に 俺は客だぞ!と捨て台詞を吐いて診察室を出て行った・・。こうい言葉を投げつけられると、ものすごいショックだ。 何がお…
先日スーパーの駐車場で、私がドアを開けるときに 相手の車にドアをぶつけたといちゃもんをつけられた。 黄色いジャンパーを着た若い女性だ。 自分では指をはさんで気をつけて開けたつもりだったし、 あてた抵抗も感じていなかったが、 このご時世なので低姿…
このごろ医療関係のドラマが多い。 医療にかかわることはドラマの題材にしやすいということだろうか。 女優の○○○○さん(個人的に余り好きではないが)が原作という、 肝臓移植をテーマにしたドラマが放送された。 脳死移植が不可能に近いわが国で、もし身内…
すっきりするアクション映画が急に観たくなり、 レンタルショップへ。 私の映画の選び方は、まず出演者。 好きな俳優・女優さんが出ていればストーリーが悪くても我慢できる。 今日は、何となくシュワちゃんをみたい気分で、 コラテラルダメージを借りてきた…
いろいろな職業でとんでもないことをしでかす人がいるので ちょっとやそっとでは驚かなくなったが、またお馬鹿が出現。 今度は救急隊員。 搬送は時間との勝負となる場合も少なくはない。 人の命を預かる大事な時間に、 このような馬鹿げたことを実際にしてし…
内科と一口に言うが、実際には専門分野はかなり細分化している。 個々の医師にはそれぞれ専門分野を持っており、 自分の専門以外の研究会や講演会にはまず参加しない。 (医師なりたての頃や医学生の頃は参加したが) 臨床では幅広く診るし、また診なければ…
本日の私の外来患者、午前だけでおおよそ60人。 そのうちカルテ更新が必要な常連患者さんが25人、 不定期通院だが、今年初めての受診のために記載が必要な人が15人。 あとは新患と特別な症状があったときだけ来る患者なので 記載は必要ない。今から病棟回診…
昨日、救命病棟24時新シリーズの第二回目が放映された。 東京23区を大地震が襲う、そのとき医療はどうあるべきかを 考えさせられる内容だった。 緊急の場合、自分の家族・生活をどこまで犠牲にして 治療にあたれるかということ、 患者が押し寄せた場合、患者…
今の勤務先では毎年、外来カルテを書き換える。 これまでの主たるデータと症状の変化、その年に起こったエピソード、 変更した薬など書かなくていけないことが多く、1月〜2月は 忙しさに輪がかかる。 とても面倒なことなのだけど、この書き換えをすることで …
今日、ある老人施設から軽度の下痢と肺炎で患者が受診、 主たる問題は肺炎なのだが、施設からぜひともノロウイルスを 検査して欲しいと希望があった。 保険が通っていないので、自己負担金は27000円にもなる。 家族に負担させるのはいかがなものかと施設の職…
とてもショッキングなニュースを見つけた。↓のようなことが問題になるとすると、この日記も 書いてはいけないのかもしれない。 匿名であっても書いてはいけないのだろうか? それとも病院の中に自分のページを持っていて そこで公開してしまったのだろうか?…
舞鶴内科医総辞職でも有名になったユニークな研修を 推進する○○先生&部下達のインタビュー。 ↓ http://www.e-resident.jp/06month/closeup/0408_otowa.html内科学会の総会で○○先生の研修医制度の講演があった時に (学会誌の講演プログラムでは舞鶴勤務とな…
今の研修医制度の土台は自治医から生まれたそうだ。 20年前から同大ではこの制度を使っていたそうだ。 言いだしっぺはかの有名な故中○元教授らしい。 (数年前に亡くなられた)血液学の大家だ。 偉い人が提唱した制度に口を挟むのは下々のものにはできない…
医局の雑誌棚を眺めていたら 大リーガー制度で有名になり、その後内科医総辞職になった M病院の先生(当時)の医師研修制度の論文があった。 雑誌(医学のあゆみ)のその号は、研修医制度の特集を組んでいた。 今日の仕事が終わったら読んでみようと思う。…
やっとコトー診療所の4巻までのビデオを見終えた。 医療ミス事件(といっても責任はコトーにあるとはいえないのだが)を どう収めるのかと思っていたが、あのような逆転劇があるとは。このドラマはやはり素晴らしいと思う。 つっこみ所は多々あるが、白い巨…
F1界に君臨する、シューマーッハ兄がスマトラ沖地震災害のために 1000万ドルもの寄付をしたそうだ。 各国の著名人からも続々と寄付が寄せられているが 1000万ドル、およそ10億円とは破格だ。 遠く離れたヨーロッパの人なのに・・。 チャンピオンは規模が違…
忘年会といえば、新人(新入医局員)が 笑いをとる芸をするのが慣わしだった。 1年目は仕方がないとあきらめて、恥ずかし〜〜い芸をしたものだ。 が、新研修医制度がスタートして「研修医は公式な医局の行事に 参加してはいけないし、強制的に参加させてもい…
ちょっと更新をサボってしまいました。 酉年、飛躍の年になればいいなと思っています。天変地異の多かった2004年の締めくくりは スマトラ沖の地震→津波による膨大な被害であった。 一瞬にしてあらゆるものを呑み込んでしまう自然の力は恐ろしい。 被害にあっ…