2007-01-01から1年間の記事一覧

再開したが、存在価値は地に落ちたかもしれない。

■2007/05/30 (水) 首を長くしてM3の再開を待っていた。しかし、再開の場にはもはや言論の自由は失われていた。削除の山。履歴の読みは不能。新たなスレッドが立っても意向に沿わない場合はすぐに削除。意向がどういう方向なのかすらも意味不明だ。私は戦争を…

年金証明、半年だけできず。

■2007/05/28 (月) 新研修医制度がはじまるまで医者の世界は医局が医師派遣を受け持っていた。私が医者になったころは、半年ごとに関連病院へ派遣されるのが慣わしだった。だから、多くの勤務先で常勤医を経験している。 半年ごとに回るので、ボーナスが出な…

変更報道は相変わらず?

■2007/05/26 (土) 光市の事件。あまりに荒唐無稽な弁護人の論弁にあきれ果ててしまう。死刑廃止の材料に事件を利用しているにしても、お笑いにもならない情けない弁論だ。あの人たちは恥ずかしくないのだろうか? あのような冷静に第三者が常識的にみても、…

流れはとめられない。

■2007/05/11 (金) 扇議員が今季限りでの政界引退を発表された。芸能人が政治家になるのは少々違和感をもっているが、この方は政治家として花のある方だったと思う。若い頃はそれこそ絶世の美女であったが、今でも本当に美しい。 最近よく考えるのは、できる…

あちこちで崩壊。

■2007/05/09 (火) 阪南市立病院、宮崎の救急センター・・・・など次々に新しい崩壊病院が出現している。この流れはとどまることがないだろう。特に第一線で診療をしてきた勤務医たちはあちこちで、何が一番の問題なのか発信し続けている。が、一般の目に触れ…

新たなるとんでも政策。総合診療科だって?

2007/05/01 (火) 某政治家さんたちがはるばる隣国まで出向いて、隣国の思うとおりの行動をとって隣国から賞賛されたそうだ。こんな国益を考えないような政治家は、やめていただきたいのは山々だが、せめて何もして欲しくない。動けば動くほど嫌悪感が募る。…

開業に向けて。私にはまねできません。

■2007/04/29 (日)仲のよい女性ドクターが6月からの開業に向けて活動中。彼女が開業を決意したのは昨年末のことだった。土地持ちの親が以前からいつ帰ってきてもよいように、1階部分を準備していたので、地元に帰れば建物は確保されていた。必要な器械と人集…

タミフル糾弾の会?

■2007/04/25 (水) 某掲示板にタミフル被害者の会に参加された先生の実況があった。別の方のレスでコピーOKとされていたので、引用させてもらう。(下に転載) 私はこれを読んで、視野の狭い、頭の固い団体の恐ろしさを感じた。政治評論家のM氏が、都知事選の…

ますます不信感がつのる。

■2007/04/23 (月) 役所には期待しないようにとあきらめているが、せめて事態を悪化させてほしくない。もう何もしねい、動いてくれないほうがましかもしれない。 医療費削減ありき、という発想から逃れられないのなら、医者の士気低下が募るばかりだ。 ↓↓↓の…

石井四郎さんまでも。

■2007/04/21 (土) 友人から聞いてまさかと思ったが、ありました。 厚生労働省の医師検索に石井四郎さんが。 731部隊の人ですよね? すごいずさんな検索システムです。

インド医療。

■2007/04/20 (金) 某番組でインドに医療を受けに行く人が増えていると報じていた。 インド最大の民間病院は、600床の患者に対して、医者は300人もいるらしい。これだけ数がいればそりゃあ、手厚い一人当たりに時間をかけた医療ができるでしょう。でも、イン…

人間言葉をしゃべる鳥。

■2007/04/18 (水) このところ年賀状で気づくのは、新しい家族が増えましたという言葉。といっても子供ができたのではない。子育てが一段落し、ペットを飼い始める人が増えているのだ。特に忠実な犬を飼う人が本当に多いようだ。 我が家はずっとセキセイイン…

つきつめれば、誇りがもてなくなってきたのだと思う。

■2007/04/16 (月)入退院や患者の検査治療は、おおまかなアウトラインはガイドラインなどに沿うものだろうが、実際には医者の腹次第に負うところが大きい。今月はCTを増やそう、○日までにあと○人の入院が必要などの指令が飛べば、常識的な範囲である程度まで…

勤務医不足の真の原因は?

■2007/04/13 (金) M3での「 ベテラン勤務医 」さんのコメントより。医師不足といわれ、医療崩壊を招いた原因が、適切かつ簡潔にまとめられています。心から同意したので、転載させてもらいます。(当直明けでくたびれ果てたので、自分の意見は略します。今日…

可能だからといって許されない治療もある。

■2007/04/12 (木) 医学の進歩でさまざまな治療が可能になってきた。特に移植と不妊治療の進歩がめざましい。移植についても容認できるかどうか、受け止め方により、そのボーダーラインが異なっているのは、最近の病気腎移植の物議で明らかになった。そして、…

私は偽医者だった?

■2007/04/09(月) http://licenseif.mhlw.go.jp/search/ ↑↑↑ 個人情報保護に違反するだろう。個人的に導入には反対だった。が、反論の声をどこで表せばよいか解らぬまま、システムはひっそりと、でも既に始まっていた。物故者も入っているなど、正確性には疑…

セナの再来かも。

■2007/04/08 (日) F1第二戦、マレーシアGPがあった。セナが去った後、私のテレビ観戦は静かなものだったが、今回は久しぶりにスタートから何度も絶叫してしまった。ご贔屓のアロンソは巧みなダッシュで首位を奪い、危なげなくチェッカーを受けた。お見事、さ…

64歳の新人医師。

■2007/04/07 (土) ひと月ほど前のことになるが、NHKアーカイブスで64歳の新人医師という番組が放映された。NHKは偏向報道傾向が好きではないが、たまにこのような珠玉の番組を出してくるので、受信料を払う気にさせてくれる。葛城四郎さんが主人公。戦後の貧…

一瞬の風になれ。

一瞬の風になれ 第二部 -ヨウイ-作者: 佐藤多佳子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/09/22メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 20回この商品を含むブログ (231件) を見る一瞬の風になれ 第三部 -ドン-作者: 佐藤多佳子出版社/メーカー: 講談社発売日: 20…

内科学会総会の勇者。

■2007/04/05 (木) 4月3日から5日まで大阪で内科学会があった。 学会参加にあたり、この際患者の整理も一挙にしようとオーバーワークになってしまった。日記もさぼってしまった。内科学会は、あまり専門性を問うという趣旨ではなく、トレンディーな事柄を広く…

春分の日に。

■2007/03/21 (水) 夜中に突然厚労省が十代の患者へのタミフル投与禁止を発表した。高い所から突発的に飛び降りるという、奇妙な行動と薬との関連は実証できていない。日本独特の症状であるのも薬害を断定しにくくしている。マスコミは曖昧さを残した発表に批…

やっと報道が動く?

■2007/03/20 (火) ↓のニュース。大手の報道ではっきりと書かれたのは初めてかもしれない。勤務医不足深刻、5年で430病院が救急指定返上 3月20日3時13分配信 読売新聞 全国の「救急告示医療施設」(救急病院)の総数が過去5年間で「医師不足」などを理由…

医者の採用事情。

2007/03/19 (月) 他の職種については知らないが、医者の採用については本当に口コミ、縁故が多い。医局派遣であれば、向こうは医局を信頼して、いったいどんな奴が来るのか、勤務の日まで知らないまま。こちらも勤務条件(休みや給与など)は知らないままで…

F1開幕。

■2007/03/18 (日) 上位チームで大シャッフルがあったために、まだ頭が混乱している。アロンソがルノーからマクラーレンへ、ライコネンがマクラーレンからフェラーリ、そしてそれぞれのセカンドドライバーはチームに残留・・・これだけでもがたつきはじめた頭…

外務省フォーラム。

■2007/03/17 (土) 早朝回診(患者さんを強制的に起こして)を手早くすませ、外務省フォーラムに参加した。JRで京都へ。たまには列車に揺られる旅もいいものだ。JR職員が非常に丁寧になっているのは民営化で良くなった点か。会場の京都国際会議場は老若男女で…

司法では就職難?

■2007/03/16 (金) 医療界が想定以上の責任を取らされそうな今の時代、間違った対応をしても責任を足らなくてもいい司法職がよいのではないかと考えたくなる。もちろん司法試験の壁はエベレストよりも高いが、それは別問題として・・。敗訴してもお金の取れる…

過労死した小児科医先生に哀悼の意を表します。

■2007/03/15 (木) 以前に日記でも書いたが、小児科医の過労死認定の判決がでた。遺族の方は、勝った、と表現されていたが、勝ち負けを超える意義のある判決だと思う。 遺族にとって世間の風は暖かではなかっただろう。批判もあったろう。ある掲示板では夫の…

いつもの朝令暮改。

■2007/03/14 (水) リハビリ日数制限は悪法だったので変わるのはよいことだが、相変わらずの朝令暮改にあきれる。作った制度の間違いに気づいたのなら、作成者の顔をださなくともいいので、せめて厚生省の見解として「間違っていた」と言って欲しい。お役人の…

冷静沈着な判断と行動。

■2007/03/13 (火) 危機に瀕すると、人の本当の能力がわかる。前輪が出なかった飛行機事故に遭遇した機長の行動は、真に賞賛に値すると思う。いくら飛行練習を積んでいても、実際にシュミレーション通りに行動できるとは限らない。 またアクシデントを隠すの…

春の装い。

■2007/03/12 (月) 雑誌に春物が登場してきている。やはり明るいカラーの衣装には心が時めく。某女性雑誌で私にも手の届くお値段で、素敵なワンピースを見つけた。1点は地元にもショップがあるが、もう一点のショップは東京にあるだけだ。前者のショップには…