年金証明、半年だけできず。

■2007/05/28 (月) 新研修医制度がはじまるまで医者の世界は医局が医師派遣を受け持っていた。私が医者になったころは、半年ごとに関連病院へ派遣されるのが慣わしだった。だから、多くの勤務先で常勤医を経験している。
半年ごとに回るので、ボーナスが出なかったことを後で知り、悔しく思うのだが、それでもいろいろな病院で勤務し、多くの人脈を得たことはお金に変えられない貴重なものだったので、満足している。
ところが、勤務先病院は、私立やら公立やら、それ以外の独立保険のところ(今では統一されているようだが)やら各種の保険が入り乱れ、しかもその間には、大学院研究生活と出産があったため、国民年金と、第三号(夫の扶養家族となった時期がわずかにあるため)までもが混入する、すさまじい履歴となっている。年金不明が話題になる中、どうなっているか確認するのが怖くて、社会保険事務所に行っていなかった。もともと最後の公的病院を退職したときにこれまでの共済部分の通知があったが、残りの病院と国民年金、および第三号の部分はきちんと証明できた。しかし、独立保険であった某病院での半年間が不明になっていることが判明した。この病院の保険は今は共済に統合されているが、統合前の証明がオンラインでは出てこなかった。社会保険事務所で要精査扱いとなってしまった。(給料明細を捨てていないので、個人的に証明可能。取っておいてよかった〜)
それにしても国民年金への切り替えをした覚えが全くない。しかし、切り替えがあったおかげで、途切れることなくなんらかの保険に入り続けることができたのだ。昔は医局の秘書の方が、こういった雑用をしてくれていたので、秘書さんが知らないうちに手続きしてくれていた可能性が高い。今は医者と結婚して家庭に入ってしまった当時の秘書さん、ありがとう!