患者さんから元気をもらう。

嫌なことも多いけど、患者さんが元気になっていく姿を見るのは医者冥利につきる。特にお年寄りで、ひょっとたら良くならないかもしれない・・・と危惧した患者さんが軽快したときはこの上なく嬉しいし、感謝の言葉を綴ったお手紙は私の生涯の宝物である。患者さんから私たちも元気を分けてもらっているのだと、しみじみ感じている。

【お返事】
あきらさん、メールありがとうございます。私も文学部を中退して医学部に入りなおしたので(この過程は以前日記にも書きました)、他学部に通いながら医学部を目指すあきらさんが他人事とは思えません。陰ながらご健闘をお祈りいたします。
これから医者になる方は、自分が希望すればこれまでとは桁違いの情報を得ることができる反面、医療をとりまく環境が辛いものになってきているようです。これまで以上に茨の道かもしれませんが、医療の未来を背負っていく覚悟で立ち向かってください。老兵(=私)も老いた体に鞭打って頑張ります!