2005-04-01から1ヶ月間の記事一覧

国民のために働いてくれる議員は誰?

貧乏議員 国会「イビリの掟」を笑う作者: 川田悦子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2002/04メディア: 単行本 クリック: 20回この商品を含むブログ (1件) を見る組織に属していないと、発言権ももてない。そんな中、無所属で頑張っているこのような議員さんを…

文学賞の不思議

文学賞メッタ斬り!作者: 大森望,豊崎由美出版社/メーカー: PARCO出版発売日: 2004/03/18メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 104回この商品を含むブログ (173件) を見る内部事情暴露ものは面白い。先日、W先生に失望と書いたが、審査の方でもいろいろ物議…

皮肉。

生活習慣病は内科学会でのトピックスだった。従来から言われている成人病と質は同じで新しい事柄ではないように思うが、細かな脂質代謝や脂肪のつき方での病態の相違が明らかにされたことが学会で強調されていたように感じた。尤も学会会長がその分野のご専…

黙祷〜日本人としての価値観への誇り。

HIV関連で重大な過ちを犯した安部英・帝京大元副学長が死去。罪を認めることなく去ってしまった。同じ医者として、そして問題の血液製剤を使った経験を持つ者として、真摯に謙虚に見つめなおす態度を見せてほしかったと思う。百歩譲って、当時の判断が困難で…

報道って何様?

昨日も書いたが、リポーターと称する人たちはなぜあれほど傲慢なのだろう?広い気持ちで思いやりやりを持って取材することが何故できないのだろう。例のごとく各社がヘリコプターを飛ばしていたが、へりが救出作業の大変な迷惑になることはこれまでの災害報…

大惨事。

昨日のF1・サンマリノGPはエキサイティングなレースだった。抜けそうで透けない皇帝シューマッハと、抜かれそうで抜かせない新星アロンソ。まるで92年のセナとマンセルの「セナは絶対抜かせない!」とアナウンサーが絶叫していたモナコGPを髣髴とさせる、F1…

強運。

これまでも小泉さんには何か大きな力が後押ししている、天が味方していると感じることが度々あった。少し期待感が薄れると別のことがおこって、そこでまた小泉さんが想定外の素晴らしい活躍をみせてくれて、人気回復という構図だ。 どこかの番組で誰かが小泉…

脱走された〜

大暴れして担ぎ込まれた患者さん。家族の話ではインスリンの自己注射をしているらしい。デキスター27、低血糖であった。5人がかりで押さえつけて静脈注射と点滴を行い、ほどなく正常な意識を取り戻した。もちろん大暴れの記憶はない。しつこく聞いたところ、…

留学生に期待するのは幻想か?

韓国・中国から多数の留学生が来ている。それも日本が学費を出す形の留学も少なくないらしい。韓国からの留学生(某国立大学在)と話す機会があったが、彼女も日本の国費留学生だそうだ。日本にお世話になっているのに、それとこれとは別だと日本の批判を繰…

夏のロケット

夏のロケット (文春文庫)作者: 川端裕人出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2002/05/10メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 34回この商品を含むブログ (100件) を見る久しぶりに爽やかな読後感の小説を見つけた。人生も半ばを過ぎた私も、かつては夢を追いかけ…

歓迎する疾患〜肘内障

当直中、忙中閑あり。 急患で一番好きなのは肘内障。この疾患ほど簡単に処置できて、劇的に症状が消えるものはないと思う。親にも魔法のように喜ばれるし。(肘内障はおおよそ6歳くらいまでの子供の疾患)整復処置料もとれて病院経営の面でも有難い。なぜか…

勇気つけられる各国の反応

アジアにおいて英米の影響を排除したことにおいては日本の価値はそれなりに認められている。あるサイトでマレーシアやタイのお偉いさんからの励まされる言葉をみつけた。タイ ククリット・プラモード 元首相 「日本のお陰でアジアの諸国はすべて独立した。日…

歴史教育

忘れていたことがあった。近代史を学ばなかったと書いたが、間違いだった。中学校の社会の先生がバリバリの日教組の闘士で、2年間担任だった。いかに日本が残虐であったかというプリントや画像を当時叩き込まれたのだった。結構まじめに授業を聞いていた方で…

魑魅魍魎

↑今日のほりえもんのお言葉。漢字変換してみたら、凄く難解な字だ。絶対書けそうにない。幾つかの名言(迷言?)と、株式市場のユニークな業界用語を楽しませてくれた、ライブドア・フジの和解が成立しそうだ。途中で突如登場した北尾さんの存在はどうなった…

ちょっとひどすぎる。

先週、とても嫌なことがあった。例の医局に顔を出さない変人医師の対処でだ。職員はもちろん、患者の評判もがた落ちの某医師だが、妙なことでとばっちりを受けてしまった。実は先々週、気管支肺炎で入院していた高齢の女性が治癒して退院。その3日後の夜間…

デモクラシー

先日大阪の学会の際に「デモクラシー」というお芝居を観てきた。 東西ドイツ統一に尽力し、後年、ノーベル平和賞を受賞した西ドイツ首相ブラント。彼を長年に渡って支え続けた個人秘書が東側のスパイだったという衝撃的な史実をもとにしたストレートプレイだ…

戦後の悪夢

韓国・中国で反日教育の凄まじい効果が爆発している。あまりに自分勝手で北朝鮮と同じようなレベルではないかとすら思ってしまう。日本の対応がこれまで弱腰で後回しに徹してきたことの報いだろうが、今の日本の論調は理性的で冷静で成熟した文化であること…

広域拠点病院の必要性

小児の夜間救急の問題は本当に切実になってきている。12日の深夜のニュースで地域小児センターの立ち上げの試みが報道された。少ない小児科医を効率よく機能させるにはある程度の広い地域をカバーする広域医療の形をとるしかないだろう。それなりの数の医者…

新入医局員〜ZEROの時代〜

例年、この時期には所属大学医局主催の新入医局員の歓迎会がある。しかーし、新制度の発足により今年は新入医師の入局は予想通りゼロであった。歓迎会は当然中止、予定していたホテルの会場もキャンセル。 人が足りないから、人事でも派遣先を今年もまた縮小…

これからどうなるのだろう?

内科学会は学問的には目新しいことはなかったようだが、自分の専門外の知識が幅広く得られて非常に有意義だった。その専門のドクター達には常識のことでも、専門が違うと結構知らないものだ。それだけ知識が奥深く、専門化しているのだろう。(自分の勉強不…

染井吉野が消える日?

染井吉野が危機的状況にあるらしい。全国桜百選のアンケートでも明らかに花の付き方が減っているそうだ。戦後、同じような時期に全国に植林された染井吉野だが、野生種と違って人口植林は50〜60年の寿命があると言われている。そういえば、今年の桜の花の付…

あと、少し。

4月7日から内科学会が大阪で開催される。私は発表もないのに3ヶ月前から全日程出席で行きたいです、休みをくださいと公言してきたので、7日から大手を振って学会休みをとる予定。勤務先で許可されている年2回の学会休みは本当に楽しみ。実は今は入院患者が…

ちょっと補足

同僚の眼科の先生に昨日のコンタクトの番組みました?と聞いたら、もちろん!と即答。ずっとずっと以前からわかっていることなのに、今やっと取材なんて遅すぎる。でもまともな眼科医には迷惑なことだから、どんどんやって欲しいって。良心のない医療はどん…

疑惑の業界にメス?

ずっと前から知る人ぞ知る疑惑の業界であったコンタクト販売の危ない実態がテレビで取り上げられた。(TBS、報道特集)直接人体に接するレンズを販売するので医療法上ではペースメーカーと同等の扱いで、その処方には医者の診断が必須となっている。この…