往生際の悪さ。

■2004/01/26 (月) 学歴はよい議員の必須条件ではない、と私は思うが、
それでも経歴に飾りをつけたい気持ちがあったのか。
ペパーダイン大学を卒業していようといまいと、
あまり選挙には関係なかっただろうに。
大学卒業の格が欲しかったのだろうか。
疑惑をささやかれた始めの段階で、すっきりとした対応をしていれば
これほど世間の非難をあびることはなかったのだろうな。
見え見えの嘘の上塗りで、古賀議員の爽やかイメージは消滅、
なんだか胡散臭い人かもと思われ始めた。

国会中に自分の用事で海外へ行く、それを許されるのも変なことだ。
国会は議員の必須の仕事ではないか。

すっきり辞職して、次の再生をはかるのが筋だろうが
これほど醜態をさらしてしまったら、もう次はないかもしれない。
辞職勧告→鈴木議員のように無視して議員を続行・・となるか、
    →辞任→補欠選挙→山崎さんの復活・・となるか、
このどちらでも、なんだかな〜である。
他にもっと期待できる人材はいないのだろうか。

以前に遺跡捏造が明らかとなった、某遺跡研究所のF理事長の動向を
久しぶりに聞いた。
捏造は周囲からの期待によるプレッシャーが動機だったという。
しかし、
「自分は人格が入れ替わる精神疾患で、詳しいことは覚えていない。
捏造は身に覚えが無く、病気のために無意識でやっていた。」
「捏造発覚後に医師の診察をうけ初めて自分が病気だとわかった」
と話されているらしい。

ここにも往生際の悪い人がいる・・・・。