島田紳助暴行事件

島田紳助のことは以前の日記でも書いたが、個人的に
非常に尊敬している。常識人で正論をとおす貴重な人物と思っていたので
今回の事件はとても残念。
手を挙げてしまった彼の非は否定できないが、
なんだか被害者の女性があまりに手際が良すぎるのが胡散臭い。
暴力をふるわれて(?)即座に110と119番にみずから連絡し、
弁護士までつけている。そして所属先の会社との連絡を断ち、
絶対和解しないといきまいて告訴。
こんなに冷静に対処できるものなのか?
頚椎捻挫は器質的な異常がないけど症状を訴えるときにつける
診断名である。たかが頚椎捻挫(本当に捻挫かどうかは疑問)で
救急車よぶのも常識はずれな行為だ。
何があったのかわからない点が多いが、
この女性が100%正しいということだけはありえないだろう。
さるさる日記で人気の勝谷氏のマネージャーであったのなら
やはり勝谷氏から一言切り込んでほしいものである。
彼が紳助のほうに味方するか、
あるいはマネージャーに味方するのか注目したい。
(一説には紳助を陥れようとする誰かの策略かといわれているが
さもありなん・・・の気がする。出る杭は打たれるのかしら。)

イラク事件のことは被害者を鞭打つことを書くのがしのびないので
書かない。ご冥福を祈りたい。

落合恵子〜レモンちゃんの愛称で人気だった(私が深夜放送を
聞き始めたときにはすでに過去の伝説の人だったが)ラジオのDJが
母の介護をまとめた本を出された。
読んでみたのだが、こんな家族を担当するのは
やっかいだなと感じてしまった。
病院でのケアには限りがあるのが実情。
家族から見ると不満が多いだろうが、この人出の少なさでは
欲求を満足させるのは極めて難しい。
いくつかの病院での不満を本で発表し、
さらに今の病院では「家族としても一生懸命勉強するので
薬や処置は全て家族に伝えて欲しい。家族の同意の下に
全ての医療行為を行って欲しい」(言葉が違うかもしれないが
こういうニュアンスだった)と希望している。
一つ一つの行為を家族に説明して、承諾をとってというのは
気が遠くなりそうである。ある程度は病院に任せるという
態度も必要なのではないかな。
もちろん理想の医療に近づく努力と現状を日々反省する姿勢は
忘れてはならないことだが、私にはこんな神経質な家族を相手にする
精神的な余裕も肉体的体力もない・・・。