憧れで終わりそうな、シャネル

シャネルは一介の勤務医には程遠い存在だが、憧れの存在だ。先日、開業している知人の奥様がさりげなくシャネルのジャケットを羽織られていた。((目の飛び出るお値段だったに違いない))いいなあとため息をつく私ができるのは、せいぜいシャネルのホームページでコレクションを眺めること位である。
http://fashion.chanel.com/jp/index.php?goto=1,0,0)このコレクションに登場するモデルさんの中でいつも気になる人がいる。真っ白な頭ととても太い眉の女性だ。きっと普通のメークだけなら綺麗な人・・と思えるのだろうが、白さと太さが怖い。シャネルの美的感覚をいぶかしく思うのである。

遠い存在のコレクションであるが、庶民でもちょっとしたお洒落に使えそうなデザインも案外多い。貧乏性の私は他のメーカーがシャネルのデザインを真似して(パクる)手に入りやすい価格で商品化してくれるを待っている。(シャネルと似た服を量産している国内メーカーは思いつくだけでも数社ある。早く作ってね!)

数年前からヴィトンやグッチ・エルメスに少しだけ入門し始め、直営店にもさほど気兼ねなく入れるようになったが、シャネルブティックでは自分は場違いだ、という感覚がつきまとう。私にはシャネルは永遠に憧れのままで終わりそうだ。世間ではリッチと揶揄されるが、勤務医なんてたかがサラリーマンなのである。(フジテレビ騒動でフジの社員の平均年収が1200万円と言われていた。もう負けているじゃないか。リッチな報道関係者様、薄給の勤務医をもう少し労わる報道姿勢をお願いいたします。)