民営化の是非。

郵政民営化について、あれだけ議論したのにまだ議論が足りないなんて、政治家って馬鹿じゃないか?同じようなことで賛成派と反対派がかみあわないまま時が過ぎている。


反対派が「国民の7割が反対している、国民のためにも頑張ります!」と言うのを聞くと、永田町と世論がかけ離れているとしらけた気持ちになってしまう。(反対しているのは特定郵便局関連の人では?)民営化が正しい道かどうかは、もっと後にならないと評価できないことだが、少なくとも不透明・国民の不利益になるような金の流れには歯止めをかけて欲しいと思う。民営化がそのきっかけになるのではないかと少々期待している。


だいたい民営化は自民党の公約であり、それをわかって選挙を戦った政治家たちが何故反旗を翻すのか?反対するなら党を出るのが筋ではないだろうか?


(そもそも身の回りをみても郵便局は多すぎると思う。家の周囲(自転車で行ける範囲)には郵便局が5つもある。当然いつも暇そうだ。)


僻地問題では郵便局と病院は似ている面がある。どちらも非採算性が悪く経営を圧迫するのは目に見えている。今後を考えると過疎地をどうしたらよいのか・・・(過疎に住む人には悪いが)過疎に住む時にはそれなりの覚悟をもたなければいけないということになるのだろう。昔に比べれば、交通手段も通信も格段に進歩したので我慢してくれないか、というのは、地方といえどもそれなりに人口がある都市に住む私の身勝手な言い分であることは承知している。でも過疎も充実させた社会福祉を実現するのは、借金大国の今の日本には困難なことだ。結局、全ての人がいろいろなことに対して、平等な権利を得るのは不可能だとしか思えない。とても悲しいことだけど。

でも私の立場からすると、都会の人の待遇は羨ましいこと限りない。地方に住む文句を言いながら、それでも住み続けているのは、無意識のうちに差別を甘んじて受け入れているのだろう。

なにやら支離滅裂になってきたのでここらで中断。