お盆の病院は空いています!

今日はお盆。各地の渋滞情報を横目に、勤務先は通常営業だ。

でもよほどのことがなければ、お盆に受診しないだろうと思ったとおり、病院はガラガラ。内科ですら待ち時間ゼロ〜数分というスムーズさだった。人件費を考えれば休診にしたほうがよいだろうが、院長は地域サービスのため収支は除外視して、一貫して通常を続けている。

今日のように余裕があると、ゆっくりと患者さんの話を聞けるし、患者さんのデータもじっくり考えることができる。通常外来が時間との戦いを余儀なくされていることを感じる。余裕があれば医療事故も確実に減るだろう。でも余裕を持てないのが今の医療の実情だ・・・・。いつものことながら、同じところに思考が収束する。

終戦記念日のためか、NHKで日本とアジアの大討論会があった。長時間のため全部は聞けなかったが、NHKでも偏向報道の影を感じて悲しくなった。そもそもアジアの定義づけが極東アジア(中国・韓国・北朝鮮・日本)オンリーになっていることを桜井さんは指摘していたが、正論だ。そして国の方針で反日教育を受けた中国・韓国の人たちとの溝が底知れぬ深さ、もう超えられないほどの違いがあると思った。

報道の影響の大きさは言うまでもないことだが、昨日、「反日」の構造(〜中国、韓国、北朝鮮を煽っているのは誰か)という西村幸祐さんの本を読んだばかりなので、国営放送であるNHKの偏向姿勢に愕然としてしまった。 (西村幸祐さんはグリーン・シグナルの彼方へ(F1ヒューマンステージ−−男たちの闘い)という感動的な本を書かれていたが、最近は幅を広げた著作活動をされているようだ。)
グリーンシグナルの彼方へは↓。

歴史の評価が立場により異なるのは承知しているが、その上で真の姿を問うていこうとする日本と、歪曲した歴史をそのまま押し付ける韓国・中国という意識がさらに強まってしまった。討論会では日本人でありながら韓国・中国よりの発言をする(これが、いわゆるプロ市民か?)が何度も発言しているのに怒りを含んだ哀れみすら感じてしまった。