F1GP。

■2005/10/09 (日)

いつのまにかアロンソファンになっていたのでF1への興味が復活した。

鈴鹿でF1第18戦、日本GPが行われた。生中継だったので、これまでのようにレースを見る前に不本意な形(ネットのニュースや夕方のフジテレビのニュースなど)で結果を先に知ることがないのはありがたい。久しぶりにはじめから最後までじっくり観戦。

昨年批判された琢磨オンパレードの映像はやや改善されたが、コメントに琢磨のことばかり多すぎるのには辟易した。琢磨のタイヤが雨に強いからということで雨よ降れ!と晴天の下で合唱する姿は恥ずかしかった。

レース自体はあの抜きにくいといわれるコースで何度もバトルがみられて面白いレースだった。アロンソライコネンの二人はやはりずば抜けている。グリッドが後ろであろうが、抜きにくいコースであろうが、彼らには問題ないのだと実感。これからはこの両者の争いになっていく予感がする。(ほとんど人がそう感じたことだろうが)

セナファンだったので、アンチ・シューマッハーの私だが、アロンソ達にすいすい抜かれるシューマッハーの姿には「世代交代」を印象付けられた。やっとシューの時代が終わるのに安堵するとともに、ヒーローの散り際の寂しさも感じる。プロストのようにドライバー生活を悲惨な形にする前に、奇麗な去り際を考えたらどうだろう、と素人(=私)は思っている。

そして佐藤琢磨であるが、ドライビング能力はどうなんだろう?今年は無理な追い越しや追突など明らかにドライバーのミスと思えるアクシデントが連発した。この日本GPでも結局、無理なドライビングでクルサードを激怒させ、FIFAからは結果を抹消される不名誉な判定をもらってしまった。残念だけど、このままの状態で佐藤琢磨がF1に残るのは疑問に思えてならない。かといって自国のドライバー不在も悲しすぎる。佐藤琢磨に続く若手ドライバーはいないのだろうか?