徒然なるままに。

1)個人情報の危機!
公共性の利益のために個人情報保護法案は医師には適応されないというのだろうか。またまた馬鹿馬鹿しい悪制度が提示されている。悪用されるのは目に見えている。何とか阻止せねば。

厚生労働省の検討会は1日、医師、歯科医師の国家資格について、名前だけで厚労省のホームページから照会できるようにすることを決めた。2007年4月から実施される予定。

いつものM3COMでも意見が殺到していたが、この時期での偽医者報道はあまりにタイミングが良すぎるようだ。何か裏で巨大な力で世論誘導がされているのではないかと不気味に思う。それにしても偽医者の年収と自分の年収を比較して愕然とする。きっと世間では医者はみなこれ以上もらっていると思うのだろうな。でも勤務医で2000万もらっている内科医など極めて少ないのに。(少なくとも私の周りでは年配の先生も2000万には程遠い)

2)有害物質なのに。
タバコが有害であることは明白なのに、なぜタバコを取り締まれないのだろう。せめて税を高くすることが減煙につながる効果的な策だと思うが、なぜ実施までいたらないのだろう。くだらない馬鹿げた政策が安易に通過するのに、健康にかかわる大切な政策は腰砕けばかり。

自民党税制調査会柳沢伯夫会長)は8日、2006年度与党税制改正大綱の取りまとめへ向け、たばこ税率の引き上げを見送る方針を固めた。
増税によるたばこ消費の抑制効果をさらに検証する必要があるうえ、喫煙者や関連業界の増税に対する理解が不十分だと判断した。

タバコ業界の力がいかに大きいかを示しているようだ。アスベストのような有害物質の規制や除去が必要だと思い知らされることが現実にあるのに、タバコについての政策は遅れている。困ったことにタバコが体に悪いのを誰よりも知っているはずの医者に禁煙者がいるのは本当に情けないことだ。