減収は確実らしい。

■2005/12/26 (月)
診療報酬の低下は実際にはどう現れるのか?
勤務医の立場ではいまいちピンとこない。
それゆえ頭で大変なことになったと認識しても、
本当のところ実際の危機感が乏しい。

年度末の会議でこれについて事務長が発言。
極めておおざっぱな試算であるが
減収額は職員給与の1カ月分くらいだということだ。
(額はあえてかかないが、とても大きい。)
ボーナスで減らすことも考えのひとつだが(え、これ以上減らすのか?)、
そうではなく、これを機会に病床利用率、外来患者を意識して増やし、
結果的に報酬低下をカバーしようではないか。
大人しい事務長にしては思い切った提言だった。

患者を増やしても自分が忙しくなるだけ。
昔のように入院患者や外来患者の数を競うことはなくなっている。
勤務先の未来は明るくないなあ。

でも、事務長の提言のように減収以上の収益を上げたとしたら、
日本の医療費低下につながらないことになるのでは???
やはり病院つぶし、医者の給与低減を狙った策としか思えない。
供与が減って、忙しくなれば意欲の低下につながらないか不安。