ヨーロッパGP。

■2006/05/07 (日)

F1も欧州ラウンドに入った。黄金週間はモナコGPがふさわしいと思うのだが、今年のモナコGPは次の次で5月末と遅いのだ。今週はヨーロッパGP。落日の王者のはずだったシューマッハが優勝してしまい、ポールをとったアロンソは「エンジン温存」のため、無理せず走り2位に留まった。2レースに1エンジン使用というルール改正があり、アロンソは次のスペイン(母国GP)に備えたと言われている。

こういうところがアロンソが若くして老練といわれる部分かもしれないが、セナだったらそれでもなお限界までプッシュしてくれたような気がする。先の計算をしてもなお無理をする、そして2戦とも制してしまう、セナだったらそんな奇跡もみせてくれたかもしれないと思ってしまうのは、道半ばで去ってしまったセナへの幻想なのだろう。

10日追記。
F1レース出場停止の井出選手のスーパーライセンスが剥奪されてしまった。確かにレベルは低いのかもしれないが、そこまでしなくても・・と井出選手に同情する。F1は魑魅魍魎の世界なので、この裏に何か陰謀がひそんでいるかも?ジャンアレジらが新チーム参加を希望しているが、参加チームが多いため難航している。アグリチームを追い出せたら一つ空きができる、なんてことを勘ぐってしまう。