謹賀新年。

■2007/01/05 (金)

この日記を書き始めて5回目の謹賀新年のご挨拶となった。愚痴から始まった日記だが、書き始めの頃はこのような暗澹たる時代になるとは予想もしていなかった。当時の愚痴は個人的な、私の我儘からでてきた愚痴だったが、最近のそれは、悲しいかな、普遍的なものとなってきている。

12月はノロウイルスに翻弄されたが、年があけても勤務先のノロアウトブレイクは終息の片鱗もない。正月から遂に医者の被害者が発生。明日はわが身かも知れない。
12月半ばから日記をサボっていたが、振り返りつつ書き足す予定。

【私信です】
ふうママ様、メールありがとうございました。ふうママ様のブログ、同感しながら爆笑させてもらいました。(時々お邪魔させてくださいネ)
ER第10シーズンで、研修医のニーラが、看護師から研修医になったアビーに言った、「私は学問は自信があるのですが、その他は貴女が優れているので、協力し合いませんか?」と声をかけるところは、私も印象的でした。
医者の目から行う医療と、ナースサイドからの医療は違う事も多いです。患者さんはやはりナースには本音をぶつけるし、ナースの方が本当の患者の気持ちや状態を把握しているのは間違いありません。このギャップを埋めていく作業が臨床の現場では遅れていますね。でも最近は医者が上から独善的・高圧的にものを命じるという姿は少なくなって来ているように思います。目指せ、チーム医療!がこれからの医療のテーマです。