いいこといってる!

■2007/02/16 (金) 占いは一切信じない私なので、大人気の細木和子さんにも興味はない。一方、我が実母は細木信者で何冊か本も読んでいるし、番組も極力見ているようだ。そんなファンである母も、最近の細木さんの言い方にはカチンと来ることが多い。特に人の健康や寿命について断定する言い方や、あまりに酷い言葉遣いについては。母からそんなことを聞いているので、細木さんの番組もあまりみないのだが、昨日はたまたま20時からの幸せのなんたら・・・という番組を見てしまった。

体罰に対して、どこまでが許可されるか具体案が政府から提示されたが、こんなことまで規定しなくてはいけない風潮が嘆かわしいと思っていた。昨日の細木さんはここから切り込んでいた。周囲の出演者も、立たされたり、軽くはたかれたりするのは当たり前のことだったといことで意見が一致。世間的にも同じ思いの人が大勢だと思う。
細木見解では、まず教師と子供は平等という風潮を変えるべき。昔のように教師は絶対的に生徒より偉いのだとするべきで、そのためには撤廃された教壇を復活させよと言っていた。
そういえば、授業参観でなんとなく違和感があったのは、教壇がなかったためだと思い当たった。一部に駄目教師がいるかもしれない。それでも教師への尊敬・畏敬の念は持つべきだ。今のような友達感覚の関係は、生徒が一人前に社会に出てから気づく関係なのだと私も思う。今の時代は妙な平等感覚がはびこりすぎだ。
このようなコメントをワイドショーで聞くことはないように感じる。コメンテェイターたちは批判を恐れるからだろう。こういう言いたいことをズバリと話せる強さを持てるのはさずが細木御大。ちょっと天狗???(かなりかも)と嫌に思っても、こういうことをマスコミで話してくれる間は存在価値
が高いのだ。細木さんを批判的な目でみている私だが、素直に今日の発言に感謝したい。