JOCの粋なはからい。

嫌な報道がてんこ盛りのなか、久しぶりに嬉しいニュースを聞いた。
競技団体の内紛に巻き込まれて、オリンピック出場が
危うかった岡本選手へのオリンピック参加への道ができたそうだ。
JOCも粋なことを考えてくれたものだと思う。
内紛団体は代表団体として認めない権利がJOCにあり、
認めなければ個人参加が可能というのだ。
事情はあったにせよ、自費参加のアジア大会
代表枠を勝ち取ってきた岡本選手にはやはりオリンピックに
行かせてあげるべきだとほとんどの人が思っていることだろう。
岡本選手も好印象だった。
常に前向きで愚痴を言わず、
JOCの初めの期限が過ぎたときにも
会見で気丈に答え、「今は泣きません」と言いつつ流れた
一筋の涙は感動的ですらあった。一言も誰も責めない
岡本選手の会見は見事だった。

小さいほうの団体の見るからに意地の悪そうなトップが
JOCの見解に「当初いっていたこと違うのはいかがなものか」
と異議をつけているのが見苦しい。
もとはといえば貴方たちがこんな事態を招いたんでしょ。

テコンドーに限ったことではないけど、
頭の固い、欲張りで意固地なトップが君臨する団体が目に付く。
人の意見を聞く耳を持たない、あのような年のとり方は
したくないと思う。

ところで運動といえば病院の階段の上り下りくらいという
甚だしい運動不足をなんとかしたいとスポーツセンターへの入校を考慮中。
ちょうど1週間の春の体験入学が始まった。
2100円でどのコースを何回でも受けられるというお得コース。
ジムの時間を捻出するのは難しいが、時間は作るものだと一念発起。
週末には内科学会があるので水曜日まで必死で通うつもり。

今日は1回目。コーチ付き初心者水泳にした。
早めに到着して、まずジムで30分のウオーキング
これだけでも運動不足の体にはこたえる。
30分のストレッチのあと、元気のいい女性コーチのもとで
おじさん、おばさんが1時間に渡って指導を受けるのだ。
結構年齢層が高く(この中ではひょっとして
私が一番若い??と思う年齢層)だった。ほとんどは女性で
ここでも女性上位の時代を感じた。

水にもぐるのも顔を水につけるにも学生時代以来だったが
年配の人たちが難なくこなしているのをみるとやるっきゃない。
素潜り、クロール、背泳ぎ・・
恐怖感と戦いながら必死で頑張ったつもり。
終わったときの爽快感は堪らない。
明日は別のコースをとってみよう。