普通の医者なら避けたいだろうな、僻地医療選任。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040928-00000003-khk-toh
福島県泉崎村で唯一の病院である村立病院の院長に、
今月1日就任したばかりの浜崎貴広さん(49)が、
退職願を出し、24日受理されていたことが分かった。
村は27日、村議会全員協議会で経過を説明した。
前院長が今年2月、8月末で退職する意向を表明。
宮城県蔵王町の病院に勤めていた浜崎さんが後任探しが
難航しているのを知って名乗りを上げ、村は大歓迎したが、
1カ月足らずでぬか喜びに終わった。
小林日出夫村長は「事情を理解して引き受けてもらった
と思っていたので驚いている。入院患者もいるのに、
猶予期間もなく辞めたのは理解できない」と話している。
村によると、浜崎さんは22日に突然、村に電話で辞意を伝えた。
驚いた幹部が事情を聴きに出向いたが、
「もう限界。勘弁してくれ」と、明確な理由は述べずに
退職願を提出。25日には村を後にした。
ある幹部は「診療時間の短縮を求めたり、
それほど多くない夜間の呼び出しに応じないことがあったりと、
当初からトラブルがあった。自分の思うようにならないのと、
周囲から孤立したのが原因では」と推測する。
27日の村議会全員協などでは
「あまりにも村民をばかにしている。悪い夢を見ているようだ」
と憤る声が聞かれた。
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僻地医療のひずみがあらわになったようだ。
残念ながら、僻地医療に参加しようというのは
使命感を持った医師よりも、他で問題を起こして
逃げてきた医者になるのではないかと仲間内では予想されていたのだが。
今後、僻地でこのような事例が頻発するような気がする。
ところで私の出身大学では数年後に医局制度を完全解体する
はらを固めたようだ。(噂に聞いただけなので
どういう制度になっていくのかまだ理解できていないので詳細は省く。)
医局がなくなったら、ますます僻地医療が追い込まれそうだが・・。
どうなっていくんだろう、日本の医療は。