情報操作?

朝4時に患者さまのお見送りが終わり、
三度めの帰宅は5時だった。
そして6時に起きて子供のお弁当をつくり、
結局1時間の睡眠で当直に突入した。
自分では大丈夫と感じていたが、実際には
指示の誤りや処方の勘違いが目立ってしまった。
やはり体調管理が悪いと、知らず知らずのうちに
ミスを起こしやすくなっている。
今の医師の全科当直制度は絶対見直すべきなのだ。
大都市を除けば人手が絶対不足であるし、
ちまちました小さな病院の乱立している状態で
個々の病院で全科当直をするのは非合理的なのは誰がみても当然だ。
しかし、この状態を改善するためには病院統合が必要で
それはすなわち、地域医療を犠牲にすることを意味する。
悩ましい問題だが、いつまで医師の良心・奉仕の精神をあてに
できることだろうか?
かつては患者のために自分の全生活を奉げようと心に誓った私だが
(そうのような時期も経験したが、
今ふりかえると自己陶酔のアホな生活だったと思う)
もはや奉仕の精神はガタガタと崩れてきている。
先の見えてきた自分の人生をより良く生きたいという気持ちが増えたのと
医者は悪というメディアの刷り込みや驚愕する医療裁判の判決を耳にして
やってられるか!という気持ちが奉仕の精神を消しそうになっている。

メディアの情報操作で驚く事実をある日記で見つけた。

中山参与の辞任、外務省斉木さんの公使転出の報道が一斉になされ、
山崎・川口さんが補佐官についたことで、
北朝鮮外交が強硬から融和に転じたと多くの人が感じている。
結局一般人は新聞・テレビ・雑誌から情報を得るしかないので
報道されたことを鵜呑みにしがちだ。
イラク人質事件の時に、いかにメディア操作があるのか
知ったはずなのに、もう操作されていたようだ。
http://www2.diary.ne.jp/user/119209/

クラインさんの10月4日の日記によると、斉木さんの転出は
全くのデマだったらしい。
クラインさん自身が、直接電話で斉木さんに確認されたそうなので
信じてよいだろう。
どのような力が、どういう意図を持って
情報を動かそうとしているのだろうか。
どす黒い、いや〜な匂いがする。