くたばれ誇大広告。
病人の弱みに付け込む誇大広告を常々腹立たしく思っている。
昨日も新聞チラシに「糖尿病が治る!」とうたった健康食品があった。
体験談と使用を薦めているある開業医の談話も載っていた。
ばかばかしくて読む気にもならないが、
きっとだまされる人はいることだろう。
こんな誇大広告を出す人の良心はどうなっているんだろう?
とても恥ずかしいことをしているという気持ちなどないなだろうな。
ちょっとこれとは関係ないが、いかに立場の高い人物であっても
疑わしいことをする場合もあるという一例。↓
学会が注意したというのが異例。
元教授を異例の厳重注意へ 科学的でないと癌治療学会
日本癌(がん)治療学会(理事長・北島政樹(きたじま・まさき)慶応大医学部長)は26日の理事会で、同学会員で、健康食品や医薬品を組み合わせた独自のがん治療を行っている元近畿大教授を「以前公表していた治療成績は科学的でなく、学会が治療を高く評価していると誤解を与えた」などとして、異例の厳重注意処分にすることを決めた。
京都市で開かれる総会で28日に報告しホームページ(HP)でも近く公表する。他の学会員にも科学的根拠に基づく発表を徹底するよう通達する。
同学会などによると、元教授は数年前から、独自の「新免疫療法」で同学会の判定基準に基づいた奏功率が36・3%に上ったなどと著書や学会抄録に公表。「治療効果は驚異的な数値と学会でも評価されるようになった」などと宣伝し、大学や東京都内のクリニックで診療していた。
田原総一郎氏の奥様が関わっていた東京の某免疫治療も
怪しいんのではないかと思っている。
藁をもすがる思いで莫大な費用をつぎ込み
ながら病気が進行していく患者さんをどう説得したらよいのだろう。
私の患者ではないが同僚の患者がこの治療に心酔して困っているようだ。
望みの少ない病状の患者のわずかな希望を断ち切る言葉も使えないし、
でも無駄(だと私は思う)な治療に残された時間とお金を浪費するのは
人間として黙っていられない辛い気持ちがある。
代替治療がブームになりつつあるが、やはり客観的なエビデンスが
ないと積極的に使いたくないと思う。でも私の認識不足も
あるのかもしれないので、一度大学で行われている
代替治療の講義を聞いてみたいものである。
医師会で企画してもらえないかな?
【ご存知の方いらっしゃいますか?】
癌治療学会でくぐると出てくるある病院のホームページ。
(とっても胡散臭いのですが。)
もしこれが本当ならばノーベル賞もの。
でも客観的なエビデンスがなさそうですよね。
「当診療所は遺伝子ミネラル療法を施している日本では唯一の診療所」
というのも賛同者がいないという裏返しでは?
実家の母からわざわざ運転中に携帯使ったらだめだよと
電話があった。この年になっても親は心配らしい。
運転中の携帯電話使用で初日24時間で3645人が摘発されたそうだ。
すごい数〜。
新庄選手が新潟地震の救済のに立ち上がった。
新庄選手は阪神淡路大震災、NYでの911テロのときにも
募金活動をしたという。
妙なジョークを連発するおちゃらけた人かと思っていたが
日本ハムでの率先したファンサービスに認識を改めたが、
今回も素晴らしいことをしてくれるようだ。新庄選手に拍手。
プロ野球新規参入は楽天に決まった。堀江社長を指示するわけでもないが
なんだか後だしじゃんけんで勝負が決まったようで後味が悪い。