ヒラリー=ジャンヌダルク説。

やはりアメリカ大統領選挙に触れておかなくては。
どちらが共和党なのか民主党なのかも知らなかった無知な私であるが、
(もちろん今は共和党=ブッシュとわかりました)
これからの世界をひっぱって行くであろうアメリカのトップが
誰になるか非常に期待していた。
イラク戦争のことで本当にブッシュ政策の勝手さ、身内利益誘導に
あきれていたので心情的にはケリー候補を応援していた。
メディアもケリー候補有利か?といっていたのに結果はブッシュであった。
敗因はケリー候補の主張が一環していないこと、
宗教の面からのブッシュ指示が根強いこと(中絶反対、同性愛婚姻反対、
ES細胞研究への反対・・・・)など言われていたが、
アメリカ国民は強いアメリカが好きで、そのためには
(自国の外での)戦争も厭わないのだろうか。

歴代の大統領の得票率をみていたら
レーガン元大統領とクリントン人気がいかに高かったか驚く。
レーガン氏の現役のころは私は全く政治にうとくて
どのような成果を挙げた人なのかよく知らないが、
死後も名大統領と尊敬されており、ワシントン氏や
ケネディー氏以上の真に偉大な政治家であると称える評論家もいる。
(私はレーガンさんというとナンシー夫人が占星術に凝っていて
占いを政治に持ち込もうとした、というゴシップ記事が頭に浮かぶ)
クリントン氏は夫婦それぞれ分厚い自叙伝を出している。
ヒラリー夫人の本は斜め読みしたが、日々の細かな出来事を
あそこまで詳細に記録できるのだろうかと感心するとともに
とても読みきれないと観念した。
しっかり読んだのはモニカ関連の日々だけ。
ゴシップ好きのおばさん根性丸出しですね。
クリントン氏のマイライフもかなりのボリュームで
読むのを躊躇しているが、政治家はスキャンダルがあっても、
よい政さえしてくれればいいのではないかとすら思う。
清廉潔白な人は結局大胆なことをできないかもしれない。
今回負けてしまった民主党であるが、
次はヒラリー夫人が出馬するに違いない。
おそらくブッシュ政治の継続により落ち目になった、
4年後のアメリカの救世主、現代のジャンヌダルクとして
颯爽と初代女性大統領になるのだろう。
ヒラリー夫人、年を重ねてますます輝きを増している。
本当に綺麗で服のスタイルもよくセンスも素晴らしい。
実は私はそんなヒラリー夫人にひそかに憧れている。