いざというときには頼りは警察。

先日スーパーの駐車場で、私がドアを開けるときに
相手の車にドアをぶつけたといちゃもんをつけられた。
黄色いジャンパーを着た若い女性だ。
自分では指をはさんで気をつけて開けたつもりだったし、
あてた抵抗も感じていなかったが、
このご時世なので低姿勢で一応謝っておいた。
お互いに降りて確認してみたがどちらの車も傷はない。
でも相手は不満そうで、後で不都合が出るかもしれないから
住所と名前を教えるように強く迫られた。
後で支障がでたらと言われても、私と無関係のことで
いちゃモンをつけられても困るし、
だいたいどんな支障がでるというのだとムッとして
「あなたの思い違いということもあると思いますが」と言ってしまったら
ますますお怒りを買ったようだ。
そこへ買い物を終えた女性の母親が戻ってきて一緒にもう一度、確認。
母親は娘よりも話の分かる人で、(不満そうだったが)
傷はないと納得したようだった。
「もしご不満なら、警察に届けましょう」と提案すると
さっさと帰っていった。

この展開、失礼だと思いませんか?
家に帰ってから段々怒りがこみ上げてきた。

ひょっとして、これは新手の詐欺かしら?
もし、いちゃもんをつけたのが男性だったら・・・
切れそうな若者だったら・・・。
警察の不祥事が相次いだり、検挙率の低下が騒がれているが
こんなとき、やはり頼りは警察だと漠然と思った。

その3日後のこと。
片側三車線の右端の道路をゆっくりめに走っていたら(40?`位)、
突然真ん中んもラインの白いトラックが近づいてきて逃げるまもなく、
私の車の側面〜やや前にかけてどか〜んとぶつかってきた。
ラクションを鳴らしてもそのまま通り過ぎていった。
必死で番号を暗記、幸いトラックは市の関係車両らしく、
市のキャッチフレーズとマークも描かれていた。
当て逃げだ〜〜とすごいショックでヨロヨロしょながら状態確認。
かなりこすられた傷が残っている!みっともないくらいに!

事故が起こった所は市の中心部で、近くに警察本所があるので
そこへ駆け込んだ。
警察に行くのは被害者であっても嫌なものだ。
対応してくれた警察官はてきぱきと状況を整理し、写真を撮り
調書を作成、相手の車の所有者も15分くらいで探し当ててくれた。
その仕事ぶりはさすがにプロで、手際のよさに感心、感心。
○○さん、本当にありがとうございました。

示談交渉は保険会社が間に入ると、こちらの車が停車していない限り
100%の負担はしてくれないものだ。
でも相手の会社の担当者は「当事者が直接応対すると
感情的な問題が起こるかもしれないので、私が担当します。
運転手はぶつけた事に気づかなかったので悪気はなかった、
全てこちら負担で責任を持って修理いたします、」
と気持ちよく示談が進み、昨日無事車も綺麗になって戻ってきた。

間に入って調整してくれた警察官のおかげでスムーズに進んだのだと思う。
事故にはあったがなんとなくすがすがしい後味だった。

警察で待っている間にロビーの掲示板を見ていたが
すいぶん失踪者(行方不明者)がいるものだ。
年齢・男女・地域を問わず。掲示されている写真をみると
失踪しそうにないような「感じのいい人」が多い。
自分の身近にいないから失踪者は遠い存在だったが。

犯罪も事故も、こうした失踪者も解決には警察の力が必要だ。
社会生活における警察の役割は本当に重要。
警察関係者の皆様、これからも頑張って下さい。