気づかなかった心理構造。

半熟先生の日記で自分の心理構造の一端を解明してもらったような気がする。2月7日の日記にかかれていること〜女医は社会的な脱落者に厳しいことについてである。
http://www.geocities.co.jp/MusicHall/4254/up-date/record-new.html
【彼女(注=女医)らがこうした社会逸脱者に対して向ける冷淡さというのは、閉じた環境で逸脱せぬように必死で頑張っている自身というものがまずあって、そうした努力は自分のなかで価値のあるものと認識しないとやってられないのだと思う。その裏返しとして、ホームレスに見られるような、こうした努力を放棄した(様に見える)態度に対する過剰な嫌悪感として表れるのではないか。】

社会の落ちこぼれ(私の主観的な差別用語ですがお許しをば。回りくどい言い方が嫌いなので)に冷たいのは自分でも感じているし、常識人としてまともな生活を営もうとしない人に寛容でない傾向があるのは確かだ。こういう感覚は女医だから強いのかもしれないとは考えもしなかったが・・。自分がそれなりに頑張ってきたことを基準に他人を見ているのかもしれない。

アメリカが自国の価値観(自由主義はよいものだ、独裁者をなくすことが正義だ・・・)をすべての国にあてはめようとして泥沼にはまっている。各国にはそれぞれの価値観の相違があるのを認めない姿を悲しいものと見ていたが、ひょっとしたら私もアメリカと同じような泥沼にはまっているのかもしれない・・・。