ハリウッドのライバルたち。

ビートたけし北野武)はあまり好きではないが、彼が司会をする番組は興味を惹かれるものが多い。テレビ朝日の番組(ドスペ)はハリウッド版トリビアともいえる内容だった。映画は私の数少ない趣味の一つだが、とりわけハリウッドの映画が好きだ。好きなくせに裏事情には疎いのが恥ずかしいが、番組で紹介されたようなライバル関係って、案外知られていなかったことなのでは?とても面白かったので個人的な感想を少し・・。

ドスペ2月12日【ハリウッドの火花散るライバル列伝】より、

スピルバーグVSルーカス☆この二人の組み合わせといえば何度観ても楽しく爽やかな活劇インディジョーンズシリーズを思い出す。てっきり監督と製作のコンビだと思っていたが、この大物二人がライバルだったとは!今年スターウオーズ完結篇(ルーカス)とと同じくSF大作宇宙戦争スピルバーグ)で二人の勝負がまた見られると思うととても楽しみだ。

エリザベス・テーラーVSヘプバーン☆自分が生まれる前に全盛期を迎えていた歴史に残る大女優。妖艶なテーラーと可憐なヘプバーンが同じ役を演じるのを何度も争っていたのは意外だった。(だって全然芸風が違う感じなのに)テーラーは晩年はスキャンダラスでヘプバーンは国連大使にも
任ぜられ生涯優雅な人格を讃えられた。ヘプバーンに勝利ありかな。

☆シュワルツネガーVSスタローン☆二人がお互いを意識し、映画の中でもお互いを茶化すようなシーンを入れていたのは知らなかった。二人の全盛期はまさに二大巨星並び立っていた頃といえるだろう。どのような分野でもそういう時代があるものなのかもしれない。さしずめF1でいえばセナとプロストの時代に匹敵すると思う。

☆黒澤監督☆ちょっと時代が遅く生まれたために私は彼がどれほど偉大な存在かを良く知らなかった。今まさに活躍中の名監督達がそろって影響を受けたと認めるクロサワってハリウッドに引けをとらない映画人だったのだ。