メールありがとうございました。

24日の日記についてご意見をいただきました。いただいたご意見への感謝と自分の気持ちを直接書けないのが「さるさる日記」の弱点です。プログへ移行する人が多いようですが、それでも強烈な意見が載った時の落ち込みを考えると、やはり気弱な私にはこのシステムの方があっている気がします。(年をとると変化を敬遠してしまう)

アメリカ在住の方からいただいたメールです。(一部転載させてください)
実際にアメリカ在住の方のご意見は身にしみます。

【私はアメリカ在住ですので、その(日米の医療システムの)違いをまざまざと見せ付けられています。こちらの一般的な常識ですが、子供であろうが、大人であろうが、高熱が2,3日続いたぐらいでは病院にまずいきません。地域差はあると思いますが、私の住む地域ではクリニック、もしくは病院へ行くときは必ず予約制。そのようなシステムに慣れているせいか、すぐに病院へ行く、という日本の感覚には少し首をかしげるところがあります。】

意を強くいたしました。やはり変わるべきなのです、日本の医療情勢は。

日本の医療のもうひとつの問題点は「大病院志向」です。単なる風邪やささいな外傷で大学病院や公立の大きな病院に行くことは控えてもらいたいものです。(素人に何が重篤で何が軽症かは判断できないと言われるかもしれませんが・・困ったことに開業医さんの中にも重症なのに自分のところで引きずってしまって、紹介される時にはものすごく悪化していることがあるので、病気の判断は素人でも医学教育を受けたひとでも難しいことはあるのですが。)私の出身大学は所在地の町の名前から、情けないことに別名○○町診療所と噂されています。本来大病院で診たほうが診よい患者さんが長時間の待ち時間に耐えきれず中小病院へ戻ってしまうこともあります。患者の病気や重症度によってかかるべき病院のすみわけを広いレベルで浸透させていく努力が今まで以上に必要です。これまでもこういわれていたのに、実際には一般の人に伝わっていないのが現実です。分かってもらうためには、これくらいのことなら開業医さんで十分ですよ、と言うべきですが、心で言えても患者さんにはいえないでしょう、常識のある医者なら。結局疑問を抱えつつ病院がパンクするまでこの状態を我慢していくしかないのでしょうか??

自分の中でもどう変えていったらよいのかまだ答えが見つかりません。時間がないので中途半端な日記でごめんなさい・・。またご意見を伺えたら光栄です。