戦後の悪夢

韓国・中国で反日教育の凄まじい効果が爆発している。あまりに自分勝手で北朝鮮と同じようなレベルではないかとすら思ってしまう。日本の対応がこれまで弱腰で後回しに徹してきたことの報いだろうが、今の日本の論調は理性的で冷静で成熟した文化であることを誇りに思う。
残念なことに民族性の違いは否定できないし(あちらの人たちには悪い意味での粘着気質を感じる)、なぜ自分達の方も一歩下がって考えないのかが不思議だ。間違った歴史教育のツケがこんなに大きい相違を産んでしまったのだろう。
第二次正解対戦の敗戦国はある意味では負けたことのツケを払わされ続けている。国連も戦勝国のものだ。戦勝国である五国が常任理事国になり続けていることすら私には疑問だ。
同じ敗戦国でもドイツが何故近隣諸国と上手く付き合っているかについては、ドイツが戦争責任をヒットラーとナチズムと決め付け、彼らをドイツ国民と切り離したことが原因と言われている。それでは日本の戦争責任は誰にあるのか?国際的にはA級戦犯にあると考えるべきだろう。そのA級戦犯も英霊として奉っている靖国神社が他国には許せない印象を与えるのも無理無いかもしれない。戦犯の遺族は不満かもしれないが、靖国問題で譲歩することも必要なのだはないかと思えてきた。
自分達の知らないところで起こった戦争責任をずっと背負わされていくのはやり切れないが、今の繁栄をもたらしてくれたのも間違いなく先人達なのだ。