大惨事。

昨日のF1・サンマリノGPはエキサイティングなレースだった。抜けそうで透けない皇帝シューマッハと、抜かれそうで抜かせない新星アロンソ。まるで92年のセナとマンセルの「セナは絶対抜かせない!」とアナウンサーが絶叫していたモナコGPを髣髴とさせる、F1史上に残るレースだった。ようやく待ちに待っていた、シューマッハに替わるヒーローが出現した。と浮かれて日記に書いていた頃、大惨事が起こっていたのだった。お気楽な日記を書いていた自分が恥ずかしい。


今日朝に起こったJR西日本での大脱線事故。刻々と死者も負傷者も増えていった。24時の今、まだ閉じ込められている乗客が残っており、救出作業が続いている。大量の患者が搬送された病院ではサリン事件以上の悲惨さであったことだろう。勤務先はJRに近いので他人事ではない。原因はどうやら運転手の操作ミスの疑いが強いが、辛い事故である。マスコミ関係の怒号の中、釈明と情報収集に駆け回るJR職員が可哀想だった。泣きそうになりながら対応する職員に罵声をあびせることなど許されるべきではない。メディアの取材記者の常識や気遣いのなさを改めて感じた。


被害者の方のご冥福と事故に遭遇した方の心の傷が早く癒えることを陰ながら祈っています・・・・

アイルトン・セナ―神に召された天才の肖像

アイルトン・セナ―神に召された天才の肖像

永遠のヒーローセナ。英雄は伝説になってしまった。彼のことは何度も日記に書いているがいくら書いても書ききれない・・・。