60年前の広島の今日は。

今日はヒロシマに原爆が落とされた日だ。昨日の筑紫哲也さんのヒロシマ特番でリアルな映像と生々しい証言を聞いたので、投下時刻の午前8時15分、医局で一人で黙祷を捧げた。
筑紫哲也さんも最近はやきが回った?と疑われる発言が目立ったが、昨日の番組は非常に価値のあるものだった。
原爆の被害がどのようなものであったか、当事国のアメリカでは知られていないのが残念だ。開発・投下に参加したアメリカの科学者が「戦争で被害にあった人たちは、爆弾であろうと、何であろうと死は死だ。原爆を落としたことは後悔していないし、謝ることな何もない。」
原爆の凄さをわかっているはずの知識人すらこの程度の認識なのかと驚いた。原爆が戦争終結を早めたと信じている外国人多いんだろうな。
日本人の中でもそう思っている人は少なくない。私も自分で疑問を持って調べるまでは、そう思っていた。(というか、そういう教育を受けたように思う)
戦争は忌むべきものであるし、武器・兵器はもちろん非である。しかし原爆は別格だ。人間として決して使うべきものではない。