変革の時かも?

政治が凄いことになっている。
まさか本当に衆議院を解散するとは!
郵政反対派を公認せずと決定するとは!
反対派の急先鋒に小池議員をぶつけてきたなんて、本気で自民党をぶっつぶす意気込みだ。


郵政民営化は急ぐべきものではないと思っていたが、小泉さんのいうように、利権と官僚支配の制度改革のいわば旗艦なのかもしれない。解散後の小泉さんの演説は歴史に残る名演説だった。問題点をはっきりとわかり易く提示し、どうあらねばならないか芯の通った演説だった。感動した、という言葉を小泉さんに捧げたい。


考えてみれば選挙に持ち込まれることによって、国民の意思を示せるチャンスができたのだ。今まで利権を食い物にしてきた金まみれ政治家が誰であったか、はっきり示されたことでわかりやすい選挙になったともいえる。


殺されてもいい、なんて言葉を吐ける政治家は他にいないだろう。筋のとおったところだけでも高感度大だ。日和見と自己保身に走る政治家にはもう飽き飽きだ。小泉さんは金や地位で一度も転んだことがないといわれている。支持者からの贈り物もすべて送り返している。だからこそ変人と言われるのだろう。でも利権や情と無縁だからこそ、大変革を成し遂げてくれるような期待を持ってしまう。


ところで、自分でネットを調べていくうちに、マスコミの情報操作も見えてきた。テレビ局は逓信省という根っこは郵便局と同じであるので、その関係からなのか、どうも反小泉、反郵政改革に誘導しているような気がする。また一部の局では明らかに民主党を支援している内容だ。前回の選挙では民主党に期待したのだけど、その後、民主党はとんでもない意見を持っている党員が多いことがわかった。(一部では売国党ともいわれている。でもこんなこと決してテレビでは報道されない。何故だろう?)


そう気が付いて色々自分でネットなんかで情報集めてみるとマスコミの報道に一つの意図を感じるようになる。 表に出てくるニュースだけが全てを現わしているのではない、その先は各自自分で確認する事だ。
一部の政治評論家(森田さんなど)もすごく胡散臭い。医療評論家にまともな人が少ないように、政治評論家の言葉にも色めがねをかけて判断しなくては。


解散前は分裂した自民党過半数をとれないだろうと思っていたが、ネットの意見では小泉支援がとても多く(報道とのギャップ?)、国民の良識は保たれていることに安心する。


小泉さんは古い自民党を本当に変えてくれるのかもしれない。政治手法の良し悪しは別にして、政治家としては稀に見る、純粋に日本の未来を良くしたい信念の人なのか?マスコミに迷わされることなく、自分の目で真実を見、自分の意見をもって1票を投じたい。小泉さんのもと、新しい自民党になるのなら期待を込めて応援したいと思う。


西郷隆盛がこう言ったそうだ。

命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ人は、始末に困る。この始末に困る人ならでは、艱難を共にして国家の大業はなし得られぬなり。

これって小泉さんにあてはまりそうだ。私たちは今、後にあの時が日本の変革の時だったんだ、と振り返るような時代に生きているのかもしれない。日本の底辺を形成している、ちっぽけな私だが、なんだか興奮して武者震いしている。