何がなんだか。

威勢のいいことを言っていながら、延びに延びた新党結成。参加メンバーは悪人面のご高齢の方々、旧守派だなあと改めて感じさせる面々だった。名前もピンとこないが、印籠を振りかざした姿は滑稽だった。78歳にもなるおじいさんを止める人がいなかったのだろうか?もし、私がこの人の孫なら泣いて晩節を汚さないで!と頼んだだろう。

いつも黒幕としていろいろ画策している小澤さんが前に出てこない。でも新党結成の裏には小澤さんがいるのではと、思っていた人は少なくないだろうが、亀井前議員は小澤さんや田中真紀子さんとの連携を深めていくと発表した。やっぱりね〜。かつては小澤さんのシンパで、彼が日本を変えてくれると期待していた私だが、愚かだったと今は思う。田中真紀子さんにもエールを送っていたけど、大きな間違いだった。今でも何故、あの時この人が外務大臣だったのかと悔やまれることは、北朝鮮金正男の不正入国事件だ。今にして思えば、あれが唯一の拉致被害者奪還の手だてだった・・・。

他にも疑問の立候補者はいる。北海道の鈴木宗男さんと大阪の辻本さんだ。お二人とも、今は最終結審はついていないといえ、罪人の身だ。最高裁で罪が確定すれば、議員の権利もなくなる身なのに、やっぱり出てきた。このような候補者を当選させるような民意でない国であることを祈りたい。

手法はさておき、私のような無関心世代でも毎日政治について考えるようになった。たかが1票とあ権利を放棄せずに自分も参加していくことが大切であると、気づかせてくれただけでも小泉さんに感謝。