夏枯れなし、嬉しいような悲しいような。

夏のこの時期、入院患者は減るのが普通だ。夫の総合病院も内科以外はガラガラらしい。でも私の勤務先(中小病院)は相変わらずほぼ満床。ベッドのやり繰りに頭が痛い。
治癒したのに帰りたくない患者を説得し、
すぐにも入院したい患者にはもう少し待つか、
他の病院を紹介するかを相談し、
純粋な医療以外のことに費やす時間が多く、いったい何やってるんだろう?と情けなくなる。

夏枯れがないのは、病院にとって喜ぶべきことなんだろうが、患者が多かれ少なかれ、給料は変わらない。


選挙戦たけなわだが、気になるのは、個人的なことへの攻撃。顔や性格・家系のことまであら捜しをするのはとても見苦しい。フランスのシラク大統領やアメリカのクリントン元大統領を見てご覧。私生活はスキャンダルまみれでも、きちんと政治家としての仕事さえしてくれれば、プライベートは関係ないと思う。先週あたりからの週刊誌(文春・新潮)はちょっとひどすぎる。あのような記事を載せる見識を疑う。報道はプライドすら失ったのか?