署名運動。

2005/11/21 (月)
医師会から「国民皆保険制度維持」の署名用紙が回ってきた。素直に名前を書くドクターもいるが、主義に同意できないので署名を拒否するドクターもいる。私もその一人だ。今のご時世ではこのまま国民皆保険が維持されることは不可能だと思うからだ。医療に差をつけるなと主張するのは誠に結構だけど、財源不足、マンパワー不足、地域格差をどうするというのだろう?

こうやって署名用紙をまわすだけの医師会のあり方に疑問ばかり感じる。医師会こそが中心になって医療改革を謳うべきではないか??

ともあれ年配のドクターは唯々諾々と署名し、若手の医者の方が危機感を感じて署名しないというのがわが勤務先の状況である。年配の先生の存命中は大丈夫だろうが、孫子の時代を危うく思わないのだろうか?