疲労困憊。

とても疲れている。

寝れるときに眠ればいいのに、日中自分の時間がないので、皆寝静まった深夜に本を読んだり、ネットをしたり。→寝不足が積もり積もって、日中もボーっとしている。眠くて眼がしょぼしょぼしているが昼寝ができない性質だ。寝不足で(+年のせいもあるが)、薬の名前を度忘れしたり、入院患者の名前が出てこなかったり、アルツではないかと思うくらい、ボケている。薬の本(今日の治療薬)と朝倉内科学の分厚い本を手元において、こまめに調べることでミスを防止しているつもりだが、3錠の投薬をして分2の飲み方を支持したりポカミスが少なくない、ああ自己嫌悪。

寒くなってからは病棟はずっと満床。退院したり、死亡したりして空いたベッドもすぐ埋まってしまう。オーバーベットになっている時もあるが、法律上大丈夫なのだろうか?でも、レストランやホテルのように「満室、満席です」と断れないのが病院の立場なのだ。

天候が悪くても患者さんたちは律儀にも受診されるので、外来も忙しい。
まだインフルエンザは発生していないのがせめてもの救い。医療情勢は益々厳しくなるだろうが、日常の仕事に紛れて文句を言う余裕はない。ある掲示板に「皆で逃散しよう」という呼びかけがあったが、患者さんを捨てて逃げられるような医者なんていないと思う。自分がボロボロになっても仕事をするというのは医者の宿命のようだ。

さてさて、リーマンには嬉しいボーナスの季節となった。
先日待望のボーナスが出たが・・・下がっていた。ここ3年くらい毎回額面も手取りも下がっているので、さらに落ち込んでしまった。医者もナースも軒並み下がったようなので我慢するしかない。今年度の病院の赤字はうん百万だそうだ。赤字が累積しても病院を維持していけるのがいつも不思議だ。

夫とはたかだか3年の差なのに、公的病院の夫は公務員全体のボーナスが上がったので、夫のボーナスと私のとは25万ぐらいもの差ができてしまった。(しかし四月から夫の基本給が下がるというお知らせもついてきてがっかり。月2000円くらいのことだけど、年にすれば22000円だ。税も増えるし、厳しくなるなあ、リーマンは。)家計収入が多いのは嬉しいが、夫とこんなに差があるのは悔しいやら、納得できないやら。