ゆとり教育、新研修医制度、どちらも失策。

■2006/02/15 (水)

今までお世話になっていた学習塾は小学〜中学対象なのでもう卒業となる。今日、合格者の父兄対象の塾の説明会があったが、内容はほとんどここの姉妹校で全国規模で展開している高校生対象の塾の説明だった。

公立高校の入試もまだだし、ましてや中学を卒業していないうちから、もう高校準備が必要だとは!自分の経験では、高校合格から入学まではのほほ〜〜んと過ごしていたが、今は違うらしい。その原因の一つがゆとり教育のようだ。なにしろ30%削減が二回あったので、最終削減は当初の4割減になってしまった。6割しか指導されないのに、それなりの大学は従来通りの指導内容に沿って試験をするので、このギャップを埋めるのが大変ということらしい。(10年前に比べて指導要領は6割になったのに、大学入試の試験問題は従来と変わらない)

確かに6割しかおそわらないので、残りの4割+高校での過程をこなすのは大変なこと。こんなに馬鹿げたゆとり教育を導入した責任者は顔を出して謝罪して欲しいものだ。でも役人は間違った政策を行っても責任を問われないのだ。(このあたり新研修医制度と通じるものがある)ゆとりでたまったつけを戻すのにはどれくらいの年月がかかることだろう!