国会中継。

■2006/03/07 (火)
お昼にふとNHKを入れたら国会中継があった。自民党議員が医療制度改革について質問していた。医療費とGDPとのつりあいから医療費が高いとはいえないのではないかとまっとうな意見を述べられていたのに驚いた。わかっている議員もいるのだ。答弁にたった谷垣大臣は否定的な意見を述べたが、谷垣大臣のお膝元、舞鶴がどうなっているのか知らないわけないでしょうに。
また、この議員さんは薬学部出身らしく、特に薬のことについて幾度も質問。安全性の確保やジェネリックへの移行を推し進めすぎれば、製薬開発は大きなビジネスチャンスなのに、国内の製薬会社の退行になると鋭い質問。しかしやっぱり大臣の答えは期待はずれだった。

ジェネリックには個人的に批判的。あまりにジェネリックが多すぎること、しかもどの程度の実験データがあるのか(ほとんどないのでは?)、いくら化学式が同じといっても製造過程や製品にする段階での付属物は信頼できるのか、疑問がいっぱい。しかも、もし不良品だったらどこが責任をとるのだろう?これからも私は病院採用以外のジェネリックを希望する患者がいたら、あくまでも患者の自己責任でお願いしますというスタンスを貫くつもりだ。

さて、加藤先生支援のML、着実に増えているし、リーダーの先生を中心に行動に入ってきています!医者のみなさま、どうかこの運動を大きなものにしていきましょう!