仙「谷」議員。

■2006/03/19 (日)

仙谷議員の国会質疑には感銘を受けたので早速御礼のメールを差し上げた。その後にMLの質疑のサイト紹介の発信者から仙石ではなく、仙谷と訂正があった。

「せんごく」と読むのは知っていたが、「ごく」が石やら谷やらは知りませんでした。本当に申し訳ないと反省。あわてて漢字を間違えて失礼しましたと再メール。議員からはすぐに返信をいただいた。きっと大量の医者からのメールが届いて議員(の秘書の方?)も驚かれたことと思う。そしてその大部分が仙石だっただろうと想像する。議員サイドはメールの反響に嬉しい反面、名前の認識の低さにがっかりされただろうな。MLを見ていると、ほかにも千石議員(千石イエスじゃないって)とか千谷とか書いている人も散見される。誤解を招きやすい政治家はひらがなにされたほうがよさそうだ。

社会党であるということだけで、距離を置いていたが、いただいたメールで思い出したが、仙谷議員は数年前に大病を患われたのだった。そのおかげで医療の世界のご理解をいただいたことは幸いだった。

マスコミもくだらない個人攻撃のどうでもいい質疑をを報道する前に、こんなに大切な質疑を一般に知らしめるべき!国民に直結する問題なのだぞ。役人のお決まりの逃げ答弁もさらしてほしかった。
久しぶりに心が洗われるような小説に巡り合った。

凍樹

凍樹

日々の雑多なことに汚れ、ささくれている私の心が、清水で洗われたように感じた。澄みきった空気に包まれた、森の中の小さな美術館を舞台に静かに純愛が始まる・・・・。美術館に勤務する主人公が、年下の恋人と新しい人生を始めるのではなく、最後に夫への気持ちに気づくというくだりは既婚者としてほっと救われるように思えた。もっと若かったら違った感想だったかもしれないが。
おすすめです!

凍樹の解説に福永武彦を思わせる作風と書いてあった。自称文学少女だったが、福永作品を呼んだ覚えがない。不覚!次は福永作品を読むことにする。