誰が判断?そして判断ミスはまた罪になるのか?

■2006/03/22 (水)
救急搬送時点で患者を何処に運ぶかは救急隊員の判断になっているが、
↓(ネットでの報道より)
<救急隊員>重症判断に限界 慶応大調査「適正」は2割
 救急車で慶応大病院に運ばれた重症患者のうち、救急隊が重症と判断していた患者は約2割しかいないことが同病院の調査でわかった。現行の救急医療体制では、救急病院を初期、2次、3次に分け、救急隊が重症度に応じて搬送先を選ぶが、前提となる重症度の判断が難しく、大きな弱点を抱えている。
↑(以上引用終わり)

後から診たほうが名医であるとよくいわれるが、初期に正確な判断をするのは医療の専門家でも困難なことが多々ある。ましてや一刻を争う時点で振り分けを完璧にするなど無理だろう。でも今のご時世ではそれも判断ミスとして罪になりそうで非常に怖い。(もっとも地方では振り分けできるほど病院の数はないので、これは都会での話だが。) 

さて、第一回のWBCが予想以上の成功に終わった。文字通りの世界大会ができたのだから、大リーグがワールドシリーズを名乗るのはおかしく思われる。アメリカからもそういう意見がでていることにはアメリカの良識が感じられてホッとする。
あきらめてはいけないということを実証してくれたWBC日本選手団が帰国。心からおめでとう、そしてありがとうと言いたい。キューバでも敗れたとはいえキューバ代表チームを称える式典があったと報道された。少しの時間だったが久しぶりに元気そうなカストロ議長の姿も映された。そして会場には大きなゲバラの横断幕がかかっていた。カストロはもちろんだが、ゲバラが今でもキューバで愛されていることに少し感動。