やっぱり良質の番組作りはNHK?

■2006/04/05 (水)民主党党首選〜挙党一致のスローガンのはずだが、すでに覇権争いが表面化。かつては小澤シンパだった私。小澤さんの資質は今でも評価しているが、党をまとめる、国を動かすことについての小澤さんへの過度な期待は、幻想であり、メディアが作り上げた虚像ではないかと考えを変えている。インタビューで宮沢元首相が登場したがその姿に驚いた。元々ヨーダのようだったが、一層小さくなって老いてしまい、見るのが痛々しかった。

テレビチャンネルを回してたまたまNHK、その時歴史は動いたを見た。今日のテーマは白州次郎さんだ。白州さんといえば、正子婦人が数年前から女性誌で再評価されてきているが、夫君も気骨のあるハイカラな人だったようだ。番組タイトルは「マッカーサを叱った男」。戦中〜戦後の復興期、アメリカの支配にあえいでいた日本において国の威信を背負って戦ってきた信念の人だったとは。戦争〜戦後の歴史を本当に知らない自分も情けないが、こういう日本人が理想とする気概ある人物から学ぶ番組を増やしてもらいたいものである。この番組に感動したので、白州次郎を知っている?と友人にメールしたら、過去に民放で(たけしと所さんの司会)偉人として紹介されていたそうだ。誰にひるむことなく立ち向かい、また引け際の見事さ、リーダーはこうあってほしいものである。
白州次郎についてのサイト(http://www.page.sannet.ne.jp/tsekine/syouzou.htm

NHKは偏向報道でカチンとくる時ももあるが、綿密で濃厚な取材でまとめた北朝鮮三部作は大傑作だった。捏造された北朝鮮の歴史、もっと大きく取り上げ問題にするべきではないか?どこの国でも多少の歴史の書き換えや、評価の変革はあると思うが、北朝鮮はあまりにひどい。北朝鮮という国が世界の笑いもの(邪魔者?厄介者?)になっていることを人民は何も知らされていないだろうと思うと・・・哀れだ。

スタバトマーテル (中公文庫)

スタバトマーテル (中公文庫)

ミステリアス・ラブストーリーとでもいいましょうか。