医療崩壊〜重いテーマと取り組んでみる。

natsuki8212006-05-19

■2006/05/19 (金)
今、ネットで話題の本、医療崩壊立ち去り型サボタージュがアマゾンから届いた。偏った気持ちがないように、襟を正して読んでみたい。重そうな問題なので時間をかけてじっくり読むつもり。

大学からパートで勤務されているドクターから極めて珍しい症例があったことを聞いた。彼の専門研究にも大きくかかわる珍しい病態なので、大学で治療を進めたかったのだそうだが、特殊な病気なので大学ではガードが固く、引き取れなかったそうだ。主治医になる気満々なのに、大学の壁は厚いとこぼされていた。大きな病院はかえって身動きがとれないものだ。

その症例の病名、私は国試の勉強以来、始めて聞いたような気がする。病名は聞き覚えがあったが、何の病気かすっかり忘れていた・・・。きっと私がその病気と遭遇することはこれまでも皆無だったし、今後もないだろう。珍しい疾患には実験や学会発表から遠ざかった身でも心惹かれるのは心引かれる。これって医者の習性だろうか?