門あさ美さんの曲を聴いたことがありますか?

■2006/08/18 (金)
中学生になって初めてラジオの深夜放送を聞いたときに、英語の局が流れてきて、なんとなく大人になったようで感動したことを強烈に覚えている。もう深夜放送ブームは昔話になってしまったようだけど、私の受験生活と深夜放送は切り離せない。今ではテレビ界の寵児となっているみのもんたも、まだまだ無名でDJをしていたのだ。DJの中ではみのもんたは浮いた存在だった。面白さを狙ったであろう「みのみの、もんた、みのもんた〜〜〜」というテーマソングが、必死で哀れだったのが記憶に残っているが、こんなに大物になられるとは!

何故こんな昔話を書いているかというと、雑誌サイトのアマゾンで、偶然、門あさ美さんのCDを見つけたからだ。深夜放送が始まる少し前にヤマハ提供のコッキーポップという音楽番組があり(この中から本当に多くの歌手が世に出て行った)、ここで門あさ美産を知ったのだ。アンニュイでエロチックな門ワールドは真面目な?受験生には、少々毒を孕んだ魅惑があり、背伸びして、彼女の独特な世界を楽しんでいたものだった。その後も多くの楽曲を聴いたが、いまだに彼女のような曲にはお目にかかっていない。思い出が込み上げてきて、思わずアマゾンで彼女の1stから3rdアルバムを3枚衝動買いしてしまった。

昔語り=年とった証拠。でも、いくつになっても青春の響きは心地よい。そして実はいくつになっても気持ちはそう変わらないものなのだ。外見と自分の気持ちのギャップがますます拡大していく。