一つの時代の終焉。シューファンは読まないで!

2006/09/10 (日)
イタリアGPで遂にシューマッハーが引退を表明。予想されていたことだが、一時代の終焉は感慨深い。結局最初から最後までアンチシューだった私にとっては、やっと心静かに観戦できるような気がする。シューファンの方には本当に申し訳ないけど、私のシューマッハー感を書いてみる。

?@人間味のないターミネーター。よく言えば驚異的な体力と精神力、悪く言えばカリスマ性がない。誰かが言っていた。アタック中に事故があれば、セナだったら車を止めて見に行くが、シューマッハーは知らん顔して通り過ぎる。(セナファンのたわ言です、お許しあれ。)
?A記録を残したが、記憶に残らない。よきライバルに恵まれなかったことや、フェラーリに有利なようにレギュレーションが次々に変わったことも、印象を悪くしてしまったと思う。2006年においても、おかしいんじゃないか?と思う裁定が散見されるし、このイタリアGPにおいても、何が何でも優勝させて花道を飾るという、嫌〜な印象が深まってしまった。
?B人を蹴落としてでも勝利にこだわる姿勢は人一番。←チャンピオンには不可欠な姿勢だ。なのに何故セナファンにとって、セナのこだわりや汚いと評される行為が許せるのに、シューマッハーの行為が許せないんだろう?

シューマッハーへのもやもやした感情は、裏返せば関心が高かったということなのだ。アンチの立場でもいったい彼が去ったF1を見続けることができるだろうか、不安だ。