行きたかった最後の鈴鹿GP。

■2006/10/08 (日)
世界でも屈指の良サーキットといわれる鈴鹿GPでのF1は今年が最後となる。少なくとも今後5年間はトヨタがプッシュする富士に行ってしまうのだ。更にこの十年間、F1を引っ張ってきたミハエルシューマッハにとっては本当に最後の鈴鹿だ。テレビでみるサーキットにははちきれんばかりの観客がいて、こちらにもその熱気が伝わってくるようだった。
あ〜〜〜〜行きたかった。コースに入れなくとも、せめて近くでその熱気に触れたかったけど、明日の祭日は物凄い忙しさが予想される当直が当たっているため、泣く泣く思いを封印。
レースはアロンソ贔屓+アンチシューの私にとっては最高の展開だった。後方から鬼神の走りで追い上げるアロンソはここ数戦の鬱憤を吹き飛ばすようだった。2位まで追い上げた時点で見るのが怖くなってテレビを消した。最近、何に対しても「期待が裏切られること」への恐怖感がある。(先日は凱旋門賞のレースを見てしまったが、あまりに短い間で怖がっている暇がなかったのだ。)録画しておいて、先に結果を知ってから心を落ち着けてみるというのが最近のスタンス。結果を最後まで見続けられない、ヘタレになったものだ。
あと1戦残っているが、シューマッハーが優勝することはあるかもしれないが、まさかアロンソがノーポイントとは考えられないので、ドライバーズタイトルはほぼ決定。コンストラクターズがどうなるかが焦点である。
来期にはアロンソルノーでなくなってしまうが、マクラーレン大丈夫だろうか。策士ロンデニスもここ数年はすっかり影がうすくなっている。
そして今、マクラーレンでいつも不幸の影を背負ってしまった感のあるライコネンフェラーリで光ることができるだろうか?心はもう来期に飛んでいる。