もはや誤報、捏造といってもいいと思う。

■2006/10/21 (土)
奈良の産婦人科事件。
次第に事実が明らかになってきている。6時間放置(この間の関係者の死に物狂いの行為はどこに消えたのか?)、たらい回し(回っていない、電話連絡の上でのことだ)、検査をしなかったのは誤診(もう少し、勉強してほしい)・・・いいかげんな、思い込みの報道、患者の側に立ちすぎて、本当のことが見えなくなったメディアの恐ろしさを改めて感じている。

(余力があれば、どういう事態だったかを後ほど引用する予定。)

事実が見えてくるにつけ、このようなことで警察が介入し、各報道機関が医者を殺人者のように決め付ける・・・という狂った状況にショックを受けている。医師サイドから、冷静に客観的かつ科学的に説明しても、きっとメディアは身内の庇いあいと報道するのだろうと絶望的にすらなっている。こういう気持ちで勤務を続けるのは辛いが、患者がいる限り頑張らねばと力を振り絞っているが・・。何度も書いているが、本当に日本の医療はもう駄目なのだろう。崩壊してみなければ目が覚めない人たちが多すぎる。