困った診断書。

■2006/12/12 (火)

今晩フジテレビがまた医療の特番をするそうだ。どうせ悪徳病院やとんでもない医者を取り上げて、皆で叩きまくるのだろう。悪徳病院もとんでもない医者も比率にすれば本当にわずかなのに、まるで医療機関や医者がほとんどハラ黒でいい加減だという印象をあたえるのだろうと今からむかついている。見ていてそんなことないでしょ、そんなことする医者は身近にいない!とテレビの前で起こる自分の姿が想像できるようだ。
夫は健康上よくないから見なければというが、でも気分がわるくなるから見ないという立場で過ごしてきたから、こんなにマスコミのいいように愚弄されてきたのだ。批判するためには、そしてササヤカながら抵抗するためには「しっかり見届ける」覚悟も必要だと思う。



■2006/12/12 (火)

健診と称したいい加減な診断書を書くのはいつも一抹の不安を感じているが、なかでも極めつけは、採用時などの健康診断項目に「麻薬中毒でない」、「精神障害でない」などの項目がある診断書だ。
別に尿検査をするわけでもなく、問診と腕に注射痕がないかどうかなどの安易すぎるチェックをするだけのもの。尿検査もしない、詳細な問診もしない、こんな形式的な診断者をつけなければならないという法律そのものが大いなる無駄だ。受ける側も、書く側も、そして採用する側も「無駄」とわかっているのに。時間も資源ももったいないと腹立たしいが、病院管理者の立場で言えば少しでも収入アップになるのだろうと我慢。