長生きの本。

■2007/02/10 (土) 子供の参考書をぼんやり眺めていたら、なんだか見覚えのある装丁の本があった。夫も知っているという。本の名は、「要説 枕草子日栄社編。字体が特徴的で古めかしい。
本の後ろページをみてびっくり。知っているはずだ。初版が昭和38年2月1日発行。そして改訂がないまま、なんと「379版」(平成17年5月1日発行)になっていた。時代の流れに合わせて、少しぐらい改訂してよさそうなものだが、古典は解釈を変える必要がないのだろうか。薬でいうとカマのようなものなのかしら?必要だけど変えることもなく、極めて売値は安いが手間がかからず、ある程度数はでるので、生産は継続するというような・・・。