もっと理解してから記事にせよ。

■2007/02/19 (月) ヤフーのニュースより。
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後発薬は、患者にとっても自己負担額が減るメリットがあるが、現時点のシェアは17%程度にとどまっている。普及しない背景には、信頼が十分確立されていないことや、「公定価格の高い新薬の方が薬価差益を稼げる」と考える医師の存在があるとされる。

記者って、よほど医療=金儲けと思い込んでいるのかしら。
なぜ、後発品が広まらないか、外国と日本の後発品の認定に決定的な信頼性の差があることを全くわかっていないようだ。そもそも、医薬分業になれば、病院で先発を使う理由は全くない、ないどころか処方せん料が数円安くなってしまう、つまり下世話な表現では、稼ぎが落ちることをごぞんじない?良心的な医者であればたかだか数円の儲けのためにあえて後発を使わないだろう。もっと勉強してから記事を書いて欲しいものだ。

頭にきたので、診療の合間に書きなぐってみた。