自己防衛策二つ。

■2007/02/25 (日)

勤務先にジェネリック品とはどういうものであるか、コマーシャルを鵜呑みにしないように警告をはって欲しいと以前から頼んいるが、何もアクションはない。

そうこうしているうちに、月日は流れ今年もインフルエンザの流行の頃となった。真偽のほどは不明だが、今年もずでにタミフル服用の若い患者さんの突然の異常行動の報告が散発している。医局会でタミフルについても病院独自で警告を書いたらどうかと提案しようと思ったが、動きの鈍い幹部医師たち相手に、言うだけ無駄だとあきらめた。

病院が動かないなら、個人で何とかせねばならぬ。週末は二つの注意書きを作成した。

一つはジェネリックに対する見解。もう一つはインフルエンザでタミフルを服用することへの見解。(ジェネについては後で書く予定)個人的に安易なタミフル使用は否定的た立場なので、原案はタミフル使用をすすめない意向になったようだ。自分では公平なつもりで書いたのだが、夫に原案を読んでもらったら、そう指摘された。気づかなかったが思いは分に出てしまうようだ。否定意見を削除して、なるべけ簡潔にA4サイズ1枚にまとめた。自分の外来では、この2枚の意見書を活用することとしよう。(後ほど日記に載せる予定)

危機管理能力ゼロの病院の中においての、ささやかな自己防衛策。