春分の日に。

■2007/03/21 (水)
夜中に突然厚労省が十代の患者へのタミフル投与禁止を発表した。高い所から突発的に飛び降りるという、奇妙な行動と薬との関連は実証できていない。日本独特の症状であるのも薬害を断定しにくくしている。マスコミは曖昧さを残した発表に批判的だが、今の時点では止むを得ないのではないだろうか。

実際に外来では、この種の副作用の疑いを話しても、投薬を強く希望する人がいるのは事実。はっきりと禁止という方針を出してくれたほうが、対処しやすいので、私個人としては、今回の対応は評価している。第一、ほとんどのインフルエンザはタミフルなどなくても時間がくれば治癒するのだから。メディアは厚労省を批判する前に、自分たちが「特効薬」ともてはやした姿勢も反省してもらいたいくらいだ。

さて、昨日から私のデューダ問題が大きく前進した。いくつかあった話のうち、やりがいと将来性を鑑みて、某所の誘いを受けることを決心した。今回ほど強く口説かれることはもうないだろう。私の人生の最後の大きな賭けだと身震いする思いだ。

最近お気に入りの玉木さんの画像を自分へのはなむけにそえておこう。