開業に向けて。私にはまねできません。

■2007/04/29 (日)仲のよい女性ドクターが6月からの開業に向けて活動中。彼女が開業を決意したのは昨年末のことだった。土地持ちの親が以前からいつ帰ってきてもよいように、1階部分を準備していたので、地元に帰れば建物は確保されていた。必要な器械と人集めを始めたのは今年に入ってからであった。本当に身近に開業準備を進める様子を見させてもらったが、一言でいえば、決して簡単なものではないということ。とても些細な事から出入りの業者の選定まで一筋縄ではいかない。開業にあたっては、口のうまい業者にだまされる事例もあるというし。彼女をみて自分には開業などとてもできないと改めて感じた。結局自分は雇われ医者として生きていくしかないのだろう。

彼女の開業予定は6月下旬。いろいろなことで相談にのってもらい、愚痴も語り合った。センスがよくて、きちんとした常識家で、しかも暖かなハートを持つ彼女には、医者としてだけではなく、人間として尊敬し、あのような素敵な女性に近づきたいと憧れも持っていた。開院の折には何か心の子こもった贈り物をさせてもらうつもりであるが、さて何がよいのだろう。人望のある彼女なので、贈り物は山ほど届くだろう。無難なところではランの花だろうが、生け花もされていたので、花の心得のない私の出番はない。あと一月、何を差し上げるか考えてみよう。

自分自身ももうすぐ環境が激変するので、人事ではないのだけど・・・