新たなるとんでも政策。総合診療科だって?

2007/05/01 (火) 某政治家さんたちがはるばる隣国まで出向いて、隣国の思うとおりの行動をとって隣国から賞賛されたそうだ。こんな国益を考えないような政治家は、やめていただきたいのは山々だが、せめて何もして欲しくない。動けば動くほど嫌悪感が募る。そして、最近は同じような思いを厚生労働省に感じる。一般内科=総合診療科?開業医の体制変動?在宅医療の推進?日本で言うところの後発の優遇・・・もう新しい政策を打ち出して欲しくない。何を考えているんだ?とアホくさくなるようなものばかり。

患者さんを目の前にすると、日ごろの愚痴は忘れて必死に治療にあたるが、暇ができて医療ニュースをみるとど〜〜〜と疲れが押し寄せる。もう見たくない、聞きたくないと目を閉ざしたい気持ちになる。でもここで逃げちゃだめなんだろうと思う。今まで世俗のことに対して逃げていた、自分たち世代も医療崩壊見過ごしてきた責任があるのだろう。軍隊のような、学生時代の運動部のような徒弟制度や身を粉にして気力で頑張れといわれ続けることに従属してきた自分。そしてそのような生活を耐えていた自分をちょっぴり誇らしく思っていた。これを大いなる自己欺瞞と認めるのは、自分が大切と思ってきたものを否定するようで辛い作業である。